リッキー・マーティン

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リッキー・マーティン

2000年冬、また日本中に熱い風が吹き荒れる!!
リッキー・マーティン待望のニュー・アルバム、
寒さもぶっ飛ばすラテン・フィーバー!!

(初出『Groovin'』2000年10月25日号)

リッキー・マーティン-A.jpg 前作『リッキー・マーティン〜ヒア・アイ・アム〜』が世界中で合計1500万枚というメガ・ヒットを記録したのは昨年夏のこと。それから約1年半、待望のニュー・アルバムを引っ提げて、あのリッキー・マーティンが帰ってきた。ラテン特有のパーカッシヴで扇情的なリズムとメロディが身体の芯を直撃する。豪華絢爛きらびやかという表現がピッタリなリッキー・マーティン。ここでもう1度、彼のスーパースター街道まっしぐらの人生を振り返ってみよう。
 プエルトリコ生まれ、小さい頃から学校での演劇やコーラスに参加するのが大好きで、6才の時にはすでに複数のテレビ・コマーシャルに出演。12才でラテン・アイドル・グループ"メヌード"のオーディションに合格、5年間休む間も無くツアーとレコーディングに明け暮れた。89年にグループから離れ、NYにしばらく滞在の後メキシコに渡り、俳優、ソロ・シンガーとして活動を行う。
 91年、彼のファースト・ソロ・アルバム『Ricky Martin』(日本未発表)はアメリカ合衆国、中南米で8度のゴールド・ディスクに輝く。そして93年のセカンド・アルバム『Me Amaras』(日本未発表)をリリースした後、ロサンジェルスに移り人気TV番組"General Hospital"に出演し人気を得る。またブロードウェイ・ミュージカル「レ・ミゼラブル」のマリウス役も話題に。97年にはサード・アルバム『A Medio Vivir』(これが日本デビュー盤となる邦題『リッキー・マーティン』)を発表、6ヶ月間に60万枚以上を売り上げる。勢いに乗って98年には4枚目のアルバム『Vuelve』(日本でのセカンド:邦題『ラテンの貴公子〜ヴェルヴェ〜』)も世界的に大成功を収め、21カ国でプラチナ・アルバムとなる。
 記憶に新しい99年、第41回グラミー賞授賞式で「カップ・オブ・ライフ」の熱いパフォーマンスが世界各国10億人以上の聴衆を興奮の渦に巻き込み彼の人気を決定づけた。そして同年、5枚目のアルバム『Ricky Martin』(日本ではサード・アルバム:邦題『リッキー・マーティン〜ヒア・アイ・アム〜』)を発表。今までのスペイン語アルバムから初の英語アルバムとなり、ワールドワイドでの彼の人気を決定づけた。このアルバムにはあの「リヴィン・ラ・ヴィダ・ロカ」が収録されており、ラテン特有のノリの良さとリッキーの暑さもふっ飛ばすパフォーマンスで、日本だけでなく世界中で大ヒットとなった(日本では郷ひろみのカヴァーもあった)。
 そして今冬、さらなるブレイクを目指してリッキーが動き出す。最新シングル曲「She Bangs」は「リヴィン・ラ・〜」をさらに煮込んでこってりさせたような、グルーヴィーでダンサブルなラテン・スパイス・サウンド。この曲に思わず腰を動かされる人が続出する事間違いなし。9月の来日公演も大好評のうちに終了、この冬のリッキーは目が離せないぞ!!

Text by サボテン・ブラザーズ

『サウンド・ローデッド』
リッキー・マーティン-J.jpg




CD
Epic Records
ESCA-8250
¥2,400(税抜)
11月8日 日本先行発売予定

「リヴィン・ラ・ヴィダ・ロカ」の大ヒットが記憶に新しい、ラテン・ミュージック・シーンの貴公子リッキー・マーティン待望のニュー・アルバム。前作以上に情熱的かつダンサブルなサウンドに思わず興奮。HOT&COOLなリッキー・サウンドは健在!!

【ソニーミュージックによるオフィシャルサイト】http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/ES/RickyMartin/

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