Tina

ARTIST PICK UP

Tina

注目の本格J-R&BシンガーTina。
魅力的ステージング&迫力のVOICE…今夜、一夜限りのダンスフロアの出現?!
Tinaに魅了されいつの間にか踊り出す!!

(初出『Groovin'』2000年6月25日号)

 98年、DJ/CLUBで良く流れていた曲があった。「There Must Be An Angel」。ユーリズミックスが歌い大ヒットさせたナンバーのカヴァ−だった。さらりとでは無くじっくりと重厚に歌い上げたものだった。当時私はこの曲を探していたが中々見つからず悔しい思いをした。さらにこの曲は7000枚の限定アナログ盤だと知り、また悔しい思
いをしたものだった。その後、新人としては異例のロング・ヒットとなる「I'll be there」をリリース。C/Wに「There Must〜 」が収録されている。ぜひチェックして貰いたい。そして初登場15位を記録した2ndシングル「Magic」が発売となる。キャッチーな曲はTV出演後さらに話題となり今もヒットを続けている。
 99年夏のライヴは、オシャレな女の子達&ストリート風な男の子たちが集まったが、どちらかと言うと女性の多いライヴだった。終始楽し気なTina。彼女にはライヴが似合うと思う。キュートで可愛らしい感じで、歌い出すとめちゃめちゃパワフルで、 じっくり聴かせる声がたまらない。聴き入って見入って非常に素敵で心に残るライヴだった。
 さて、そろそろTinaのことが気になり出しただろうか?少しだけTinaのプロフィールを紹介したい。SAXプレーヤーの父の影響で、子供の頃からブラック・ミュージックに触れ歌い続けてきた。(まさに本格派である。)98年、アナログ盤がなんと即日完売という快挙を成し遂げる。シングル2枚を順調にリリースし、99年11月、待望のアルバムを発売。どの曲も手抜きのない、元気をくれるような曲ばかりがつまっている。実力が認められ第14回ゴールドディスク大賞ニュ−・アーティスト・オブ・ザ・イヤー受賞。そんな中発売される2000年のシングル第2弾となる「迷路」は今までの曲と違い非常にメロウなバラードになっている。「ここに存在する私がいる…。」切なく激しい想い。きっとTinaの代表作になりうる曲。そして、この特別で愛おしい歌が認められ、日本の音楽シーンに新たなスパイスとなっていくに違い無い。

Text by 有田幸恵(島田駅前店)

『迷路』
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Maxi Single
徳間ジャパン
TKCA-71945
¥1,165(税抜)
発売中

2000年第2弾となる新曲「迷路」。日本語タイトルは今回が始めて。第1弾「SUNSHINE LOVE」の丁度反対側にあるような曲でメロウなミディアム・バラード。こんな感じもいいね、好きだなぁ。「イエスタディ・ワンス・モア」のカヴァ−REMIX収録。

【Tina Official Website】http://www.tina-ladysoul.com/

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