Sayuki

ARTIST PICK UP

Sayuki

ストリートから絶大な支持を受けているSayuki。
7/19発売の2ndシングル「F」は、
グルーヴも本場仕込み。

(初出『Groovin'』2001年6月25日号)

sayuki-A.jpg 今年、ハタチの誕生日という記念すべき日に「Bounce with Me」でデビューした彼女。モデル出身のスレンダ−でパーフェクトなボディに、キュートなベビーフェイスばかりでなく、とてもモデル出身と言う言葉だけでは片づけられないほど、グルーヴィなヴォ−カル。こういう人には、神様が不公平にも「天は二物を与えてしまった」のではないかと思わずにはいられない。
 ひと昔前なら、こーゆー「カワイコちャん」は、少々歌がヘタであろうが、おバカであろうが「アイドルなんだから」で許されてきたが、時代と共に音楽シーンも変わり、耳の肥えた今のユーザー達には、もはやそんな言い訳は通用しないだろう。「シンガー」としての土俵で勝負する以上、「歌がヘタ」ではお話にならない。もっと言えば「歌がうまくてかわいいコ」ならゴマンといる中で、プラスαの何かオリジナリティがなければ、この世界で生き残ることさえ難しいのだ。
 そこで、この「歌がうまくてかわいい」Sayukiのプラスαを挙げるとしたら、その「カリスマ性」だろう。モデル時代、『Popteen』をはじめ数々のティーン誌の表紙、グラビアを飾り、ストリートから絶大な支持を受けている。特に女のコたちにとっては憧れの存在。同性の支持と言うのは、彼女にとっても心強いはず。彼女の一挙一動に注目し、それをマネる。いわば、女子中高生カルチャーをリードするカリスマである。
 そして音楽的には、ヒップホップ界の大物プロデューサー、ジェリー・ワンダー(フージーズ、ディスティニー・チャイルドなど)がバックアップしていることも見逃せない。7/19発売の2ndシングル「F」は、そのジェリー・ワンダー作曲のラテン・フレーヴァー漂う夏向きの曲に仕上がっている。ルックス、実力、話題性を兼ね備えたSayukiは、次なるブレイクの大本命と見た。

Text by 谷口郁子(玉川高島屋店)

『F』
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Maxi Single
SMEJ Associated Records
AICT-1208
¥1,165(税抜)
7月19日発売

前作でプロデューサーのジェリー・ワンダーに「SayukiはRefugee Campの一員だ。」と言わしめた彼女。ニュー・シングルもテレビ、ラジオなどあらゆるメディアで精力的にプロモーションを行う予定。ぜひ、チェックしてみて!

【SAYUKI OFFICIAL HP】http://sayuki.voce-music.com

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