Brandnew Little Toys

ARTIST PICK UP

Brandnew Little Toys

キュートでキッチュな新型バンドが遂にメジャー・デビュー!
そのバブルガム・ポップなサウンドは新鮮であり、
懐かしく、話題になること間違いなし!!

(初出『Groovin'』2001年7月25日号)

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 「待ってました!」と言わんばかりにスゴイ奴らがやって来た。チクッと刺のある詞に、キュートでキャッチーなメロディー、このエネルギッシュにハネまくるサウンドを奏でる彼らこそBrandnew Little Toysだ。
 平均年齢が18.7歳というこの若いバンドの始まりは、彼らが中学生だった頃にさかのぼる。当時同じ中学校に通っていたYocke(b)、Koike(g)、NoB(Dr)の3人は音楽という共通項のもとに知り合う。そしてバンドを結成し音楽活動を始めるのだが、ヴォーカルが不在であった。そんな折、Yockeが劇団の仕事でArisAと出会い、彼女をヴォーカルとして迎え入れ、Brandnew Little Toysが結成された。以来、数多くのライヴをこなし話題となり、あるオーディション・イベントに参加したことがきっかけで、インディーズでリリースのチャンスを得る。今までインディーズでは2枚のシングルをリリースしており、第1弾シングルはインディーズ・バンドとしては異例の売上げを記録したそうだ。
 そんな彼らの音楽は"バブルガム・ポップ"という言葉で形容される。バブルガム・ポップとは60年代後半、アメリカでムーブメントとなったサウンドで、もともとは子供向けに誕生したものだが、大人にもその良さが感染し、数々のヒットが生まれた。はじけるような明るくポジティヴな音楽で、ギター・ポップのルーツ的なものとも考えられる。まさに彼らのサウンドはわかりやすくて、ノリやすくて、歌いやすいバブルガム・ポップなサウンドである。
 可愛くて、キッチュでパンキッシュな感覚は彼らの魅力であり、何がとび出すかわからない"おもちゃ箱"といった感じ。ティーン向けのサウンドだと、彼らの音楽を侮っている大人はきっと痛い目に遭うんじゃないかな?なぜなら、彼らの音楽からはJ-POPシーンに新たなる風を吹き込んでくれそうな予感がするから。

Text by 足立進也(秦野店)

『チェリア』
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Maxi Single
BMGファンハウス
BVCR-19036
¥1,200(税抜)
発売中

キュートでキッチュでパンキッシュな新人バンドBrandnew Little Toysのメジャー・デビュー・シングル。まさにBrandnew(真新しく新鮮で)Little Toy(おもちゃのような楽しさ)な魅力がギュッと詰まっていて、パンク好き、ギターポップ好き、その他多くの人にアピールできる作品だ。


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