柴田 淳

子守歌のように優しく、心を穏やかにするメロディー。
ありのままであることの尊さを教えてくれる「それでも来た道」。

BRAND NEW ARTIST
柴田 淳

 キラリと光る、颯爽とした美しさと、穏やかに響く歌声。凛とした姿が目を捕らえる。生み出す音楽に心をさらわれる。
 昨年10月に『ぼくの味方』でデビューした柴田 淳。セカンド・シングルとなる今作「それでも来た道」には、今まで歩いてきた彼女の道のりが見える。自分自身がぶつかった何かの前で、立ち止まり、答えを見つけ、そしてまた歩き出す。問題に直面した時に改めて、自分を知る事がある。本当に自分が望むものが見えてくることがある。そしてまた自分自身を好きになることで、新たな1歩を踏み出すことができる。その繰り返しで、人は生きている。
 そんな風に、当たり前だけれど忘れてはいけない大切な事を、さりげなく教えてくれる柴田 淳の音楽。彼女の生み出すメロディーには、静かで穏やかで、母性にも似た落ち着いた響きがある。彼女の歌声にも、同じように穏やかな優しい響きがあって、重なりあうメロディーと歌声が、子守歌のように包みこむ。
 作詞・作曲を自身で手がける彼女。その音楽には「言いようのない安心感」がある。この曲を聴いて、もっと彼女について知りたいと思ってしまう。そんな魅力あふれる彼女の、今後がとても楽しみだ。

Text by 二宮万里(編集部)
(初出『Groovin'』2002年2月25日号)

『それでも来た道』
柴田純-J.jpg




Maxi Single
Dreamusic
MUCD-5005
¥1,100(税抜)
発売中

穏やかな歌声が響き渡る空間に包まれていたい…。柴田 淳の生み出す曲には、ありのまま進もうとする、不器用でまっすぐな姿が映し出されていている。優しいメロディーが心を浄化していく。素直になりたいのに、なかなか素直になれない人に、ぜひ今聴いてほしい1枚。

【柴田淳オフィシャルサイト】http://shibatajun.com/

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