A.mia

「想いはすべて風の中に 祈るように解き放とう」(「luvmirage,」より) 
今、まさにそれが解き放たれる時。

BRAND NEW ARTIST
A.mia(エイミア)

 いろんなシンガーがいる。が、リアリティのある歌を聴かせ、そうして成功を収めているシンガーには、"なんだ、これは!"と思って一瞬こっちがひきそうになるくらいの強烈な個性があったり、変にひっかかってしょうがない声を持っていたりする場合が少なくない。
 しかし、彼女の歌声は、とても素直で、キレイだ。ハスキーでクセがあったり、あくが強かったりといった種類のものではない。そんなA-mia(エイミア)の歌声と歌唱は、しかし、だからこそ今の時代に新鮮に響いてくる。こういう素直で汚れのない歌声と歌唱は、そういえばしばらく聴こえてこなかったかもと、そう思うのだ。…歌唱力は、それはもう見事なもの。そしてそれは、単にスキルがあるということではない。初めに、思い、ありき。彼女の思いが汚れていない、素直な歌声だからこそ、なおさら強く、直截的に心に響いてくるのだろう。
 6歳の頃からクラシック・ピアノを始め、16歳の頃からはR&Bチームのヴォーカルとして活動し、今もヴォーカル・トレーニングやダンス・トレーニングに磨きをかけ続けている彼女。クオリティーの高いパフォーマンスも含め、あらゆる期待をしていきたいと思わせる、そんな気になる存在だ。

(初出『Groovin'』2002年3月25日号)

『Luvmirage』
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Maxi Single
ユニバーサル ミュージック
UUCH-5057
¥1,048(税抜)
4月3日発売

切なくもありダンサブルな現行R&Bスタイルの「luvmirage,」、感動的なバラード「影と闇とこの空へ」。デビュー作となるこの2曲で、自らの詞作表現も含め、彼女の思いの強さ、それを表現する繊細さとスケール感が同居した歌唱を存分に感じてほしい。TBS系全国ネット『CDTV』4月度オープニング・テーマ。

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