Skoop On Somebody

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Skoop On Somebody

ヒット・シングル3曲を含む珠玉のアルバムが遂に完成!
初回限定盤は、問い合わせ殺到のあの曲が収録されたボーナスCD付き。
待ちに待ったSkoop On Somebodyのニュー・アルバム『Save Our Souls』!

(初出『Groovin'』2002年9月25日号)

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 昨年12月にリリースした前作アルバム『Nice'n Slow Jam』が20万枚を超えるヒットとなり、新作への期待が高まる中、遂にニュー・アルバムが完成しました。しかも、松尾'KC'潔全面プロデュース、全曲メンバーによる書下ろし。さらに「ぼくが地球を救う〜Sounds Of Spirit〜」をはじめとするヒット・シングル3曲を含む、全16曲を収録。さらにCHEMISTRY参加の「Two of A Kind」や、古内東子作詞の「Long for You」など、話題曲満載の1枚。まさにS.O.Sにとっての"代表作"にふさわしい内容となりました。サウンド面においても、TLCやアリシア・キーズなど数多くのR&Bアーティストを手掛けるL.A.在住のエンジニア、Gerry Brownをミキサーに迎え、マスタリングはアメリカのR&Bを代表するHERB POWERS Jr.の手によってなされた超ハイクオリティな仕上がりとなっています。初回盤には、視聴者からのリリース依頼が殺到している、TBS系ドラマ「ぼくが地球を救う」の挿入歌「You are so beautiful」を収録したボーナスCDが付くというから、これは見逃せません。
 ここで今年に入ってからのS.O.S.の活動を振り返ってみると、3月にリリースされたシングル「a tomorrowsong」は肩の力の抜けた、どこか「嬉し泣き」を誘うようなS.O.S.らしい楽曲でした。続いて登場した「Tears of JOY」は久々のMellow&Sweetなラヴ・バラード。そして「ぼくが地球を救う〜Sounds Of Spirit〜」は、「Teas of JOY」から1ヶ月強という早いタームでのリリース、S.O.S.として初のドラマ主題歌となり、前作とはうって変わった夏らしいアップ・ナンバーに。と、次々と作品の中に繰りなされるS.O.Sの世界は、"らしさ"を保ちながらも広がり続けています。
 前作の『Nice'n Slow Jam』を甘く切ないやさしさが詰まっていると例えるならば、今作『Save Our Souls』は万華鏡になったS.O.Sを覗いているみたい、な感じでしょうか。ちなみに、私はS.O.Sを聴くと必ず、感情が揺れる…というか揺さぶられてしまうんです。そして、グッとくるあのヴォーカルが気持ち良くさせてくれるので、私はいつも遠い世界を見つめながらぼぉーっとしてしまいます。音楽が体の中に入ってきて、元気が出る、なんてこともありますが、S.O.Sの場合は音楽の世界で全身を包み込んでくれる。そんなふうに聴く人ひとりひとりの世界を大事にしてくれるような感じがします。
 彼らはデビュー以来、全国FM関係者を始め、R&B大好き業界人や芸能人からの圧倒的な支持を得てきました。しかし、一般リスナーからも大きな支持を受けるようになった今も、彼らの音楽の中にあるスピリッツやソウルは全く変わらないのだと思います。秋からは19本のホール・ツアーも控えているそう。彼らを生で感じるチャンスですよ。

Text by 知久裕乃(磐田店)

『Save Our Souls』
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CD
SME Records
[初回盤]SRCL-5432〜3 ¥3,200(税抜)
[通常盤]SRCL-5434 ¥2,913(税抜)
9月26日発売

ドラマ主題歌となった「ぼくが地球を救う〜Sounds Of Spirit〜」、「Tears of JOY」「a tomorrowsong」というヒット・シングル3曲を収録したニュー・アルバム。(初回盤にはTBS系ドラマ「ぼくが地球を救う」の挿入歌「You are so beautiful」を収録したボーナスCDが付きます)

【Skoop On Somebody Official Web Site】www.skoop.jp/

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