FLOW

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FLOW

インディーズ時代のベスト『SPLASH!!!-遥かなる自主制作BEST-』も好調なFLOWが、
いよいよメジャーに殴りこみだ。
メジャー第1弾シングルは夏にピッタリな爽快感あふれるナンバーで、すでにライヴでは大人気の1曲。

(初出『Groovin'』2003年6月25日号)

FLOW-A.jpg 今年に入って、海援隊の名曲「贈る言葉」をカヴァーして大ヒットを飛ばし、続く完全限定シングル「メロス」もオリコン・インディーズ・チャート3週連続1位を獲得するなど波に乗っているFLOW。5/21にリリースされた1stフル・アルバム『SPLASH!!!-遥かなる自主制作BEST-』も、この原稿を書いている時点でのオリコン・チャートで第2位に躍り出ている。そんなFLOWがついにメジャー・デビューを果たす。
 メジャー第1弾シングルは「ブラスター」!この曲がまたいい!!(力を込めて!)夏にぴったりな爽快感あふれるサウンドと、つい口ずさんでしまう美メロ。海に行く前のドキドキ感や、夏のなんともいえない開放感をそのまま閉じ込めたような曲で、つい楽しい気分にさせられてしまう。すでにライヴでは大人気の曲で、FLOWファンには待ってましたの曲であり、新しくファンになった方には、パンクだけじゃないFLOWの新しい一面が見えてきて、新鮮な印象を受ける仕上がりになっている。
 カップリング曲は「ノスタルジア」。この曲は、まだ遊びたいのに浜辺を去らなければならないなんとも言えない悲しさや、仲間たちと一緒のときならではの帰宅道中の雰囲気が伝わってくる楽曲になっていて、1曲目の「ブラスター」とは対になっているので、聴くときには2曲続けて聴いてみるのがオススメ。この『ブラスター』は3曲入りシングルだが、パンク・サウンドあり、ラップありとFLOWのいろいろな面が垣間見れる1枚になっている。
 そもそもFLOWってミクスチャー・バンドだって知ってました?「贈る言葉」の青春パンクな印象が強いけど、どっちかっていうと、Dragon Ashとか、麻波25に近いバンドなんだと思う。そんなFLOWの音楽性のルーツを探るべく彼らのバンド結成ストーリーをちょこっと紹介しておこう。
 渋谷を中心に活動する2MC、Dr、Ba、Gtの5人組ロック・バンド。兄弟であるKOHSHI(兄、Vo)、TAKE(弟、G)が93年からバンド活動を始め、98年にFLOWとなり、99年にKEIGO(Vo)、GOT'S(Ba)、2000年にIWASAKI(Dr)が加わり現在の形となる。当時、中学3年生になったKOHSHI少年(Vo)は、まずギターを買うことになるが、彼はギターを買う手段が通販しか無いと思っていたらしく、弟のTAKE(G)に一緒に選んでもらった。後日、TAKEの元にもなぜかギターが届いた。「兄ちゃんってやさしいな〜」そう思ったTAKEだったが、彼の銀行口座からはしっかりギター代金が引かれていたらしい。その後、ライヴで暴れていた、もう1人のヴォーカルのKEIGO、渋谷クアトロのバイト仲間であったGOT'S(Ba)、バイト友達の更なるバイト先の弁当屋の店長IWASAKI(Dr)がメンバーとして加わり、現在のFLOWが誕生した。
 プロフィールからは、たいしてFLOWの音楽性も探れなかったので、この辺で打ち切りにするが、FLOWって楽しそう、そんなイメージは伝わったのではないかと思う。FLOWの人気の秘密は、曲だけじゃなく、そんなイメージにもある気がする。

Text by 吉田陽一(朝霞店)

『ブラスター』
FLOW-J.jpg




Maxi Single
Ki/oon Records
KSCL-604
7月2日発売
¥971

インディーズ時代のベスト『SPLASH!!!-遥かなる自主制作BEST-』も好調なFLOWが、いよいよメジャーに殴りこみ!記念すべきメジャー第1弾シングル『ブラスター』は、夏にピッタリな、爽快感あふれるナンバーで、すでにライヴでは大人気の1曲。初回のみステッカー封入。

【FLOW OFFICIAL SITE】http://www.flow.mu/

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