布袋寅泰

ARTIST PICK UP

布袋寅泰

チャレンジングなトライが見事に昇華し、
布袋のロック・ワールドに新たな刺激と色彩とパワーを与え放つ『DOBERMAN』。
布袋ワールド全開!!

(初出『Groovin'』2003年9月25日号)

布袋寅泰-A.jpg オリジナル・ニュー・アルバムとしては約1年半ぶり、そして2003年に入って初めてのアルバムが遂に完成!「やばいアルバムを作っちまったぜ!弾きまくり、シャウトしまくり、歌詞ぶっとびまくり…」と本人も言うほどの、とても布袋らしい仕上がりのアルバムです。気品と野生、気高さと獰猛さを兼ね備えた、その名も『DOBERMAN(ドーベルマン)』!!「ドーベルマン」と聞くだけで、かなりの勢いを感じます。
 2003年型の最新フォルムを身に纏い、骨子は極太、強靭により増強されたHOTEIサウンド。リード・シングル「NOCTURN No.9」にも象徴される、アグレッシヴ・ギター・リフ溢れるパワフルなロック・サウンド群。唯一無二の「ギタリストHOTEI」としての「オリジナリティ」。そしてそこにある揺るぎない「煌びやかなロック・スター」の姿。まさに、ロックのフューチャリティへの扉は、常に布袋のギターが開く!
 今作の注目どころは、なんといっても作家陣。布袋自身の作詞によるサウンド・ワールドはもとより、初作詞チャレンジとなる小池真理子(直木賞作家)、吉田修一(芥川賞、山本周五郎賞)、豊川悦司(俳優)、魂のロックン・ローラー且つ芥川賞作家でもある町田 康、という豪華な顔ぶれ。小池真理子さんは、エッセイストから作家に転身し、96年「恋」で第114回直木賞を受賞。以降も98年「欲望」で第5回島清恋愛文学賞受賞、と活躍を続けています。吉田修一氏は、「パレード」にて山本周五郎賞、「パークライフ」にて芥川賞を受賞。伝説のロック・バンドINUを結成し81年にデビューした町田 康氏は、その後も数々の映画にも出演しながら作家活動を続け、2000年「きれぎれ」で芥川賞を受賞しました。人気俳優、豊川悦司氏についてはもはや説明不要でしょう。映画、テレビ、CMで活躍中の彼は、2000年秋公開の映画「新・仁義なき戦い」で布袋と共演しています。
 様々な表現者たちとの出会い、そして共演によって出来上がった最強の11曲の全貌を、ぜひ全身で感じ取って欲しい、そんな1枚です。

Text by 知久裕乃(磐田南店)

『DOBERMAN』
布袋寅泰-J.jpg



CD
東芝EMI
TOCT-25094
9月26日発売
¥2,913(税抜)

約1年半振りとなるオリジナル・アルバム。様々な表現者たちとの出会い、そして共演によって出来上がった最強の11曲の全貌を、ぜひ全身で感じ取って欲しい。全11曲+CD-Extra映像。2003年〜2004年にかけて行われる、HOTEI DOBERMAN TOURもいよいよスタート!

【布袋寅泰 OFFICIAL WEBSITE】http://www.hotei.com/

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