メタルバカ☆一代

スラッシャー"SANADANGER"真田の
メタルバカlogo.png

サナデンジャー.jpg 最近はすみや本店の演歌担当としても知名度(?)を上げつつある私ですが(笑)、今回のテーマはずばり演歌です!メタルを聴いているとよく"〜メタル"や"メタル〜"という曲名に出会いますよね?実は演歌界も例に漏れず"〜演歌"が曲名に含まれる事が多々あります。今回はそんな曲名の"演歌"を"メタル"に置き換えて楽しもう!というのが狙いです。
 私のコラムの名前が「空手バカ一代」から拝借した所からも分かる通り、他ジャンルから学ぶ点は多いと私自身思っています。演歌で学ぶメタルの真髄…ではいってみよう!
 色々調べましたが曲名に演歌の名の付く曲が意外にも多い!今回は強烈なものだけ選びました。まず三笠優子の「どっこい演歌は生きている」。これをメタルにすると「どっこいメタルは生きている」…いきなり爆笑です!90年代、グランジの波が押し寄せメタルは死んだか?と思わせる時代がありました。しかし、どっこいメタルは生きていたんですね〜素晴らしい。次、岩本公水の「演歌はいいね」「メタルはいいね」…何か和みますね(笑)。どんどんいきましょう。神野美伽「演歌づくし」→「メタルづくし」、冠二郎「演歌人生」→「メタル人生」、北島三郎「演歌師」→「メタル師」、松原のぶ「演歌みち」→「メタルみち」、小沢亜貴子「演歌ごころ」→「メタルごころ」、はなぶさ真二「演歌酒」「メタル酒」、北島三郎、鳥羽一郎「演歌兄弟」「メタル兄弟」、呉たけし「演歌一代」→「メタル一代」、久保紳「演歌ひとすじ」→「メタルひとすじ」、井元正浩「演歌道」→「メタル道」…等々。
 他にもまだありますが以下省略(笑)。最後に痛快なもので締めましょう。その名は相模健!この人は私の地元相模原出身の方なのでしょうか?ネットで調べましたが確認出来ず。この方の曲はずばり!「男関東演歌節」です。これを「男関東メタル節」にすると、もう何の事やらさっぱり分かりませんね〜(爆)。
 演歌から学ぶ点は沢山あります。今後も演歌を研究します。御年配の方が愛して止まない演歌。私達がこのまま歳をとると、メタル高齢化時代もやって来ます。30年後が楽しみですね!では今後もどっこいメタルでいきましょう。

Text by 真田賢司(すみや本店ソフト館)
(初出『Groovin'』2003年11月25日号)

ディメンション・ゼロ
『ペネトレイションズ・フロム・ザ・ロスト・ワールド』
ディメンション・ゼロ-J.jpg




トイズファクトリー
発売中
CD
TFCK-87309 
¥2,000(税抜)

イン・フレイムスのGであるイェスパーが中心となり結成されたディメンション・ゼロ、98年に発売されたミニ・アルバムに来日音源を加え再発売。この作品が奇跡の名盤と何故呼ばれたかは皆さんの耳で判断して下さい。今聴いても強烈極まりない!

ディメンション・ゼロ
『ディス・イズ・ヘル』
ディメンション・ゼロ -J.jpg




トイズファクトリー
発売中
CD
TFCK-87335 
¥2,300(税抜)

アット・ザ・ゲイツの正しき後継者、2年ぶりの帰還!前作も最強だったが今作も最強の一言。イン・フレイムスの5倍速は保証します。これだから激走デスは止められない。「スピードこそ最大の美学」という猛者は何も躊躇う事無くピックせよ!

マシーン・ヘッド
『スルー・ジ・アッシュズ・オブ・エンパイア-ズ』
マシーン・ヘッド-J.jpg
ロードランナー・ジャパン
発売中
CD(2枚組)
[初回盤]
RRCY-29055 
¥2,857(税抜)
[通常盤]
RRCY-21197 
¥2,427(税抜)

約2年ぶり、起死回生の一発的充実盤。原点回帰を意識して制作したという噂通り、正に1stの頃感じ得た殺気と怒りが具現化された好作品といえよう。初回盤は未発音源、デモ音源が満載の2枚組。熱い機械頭が帰って来た!!

バトル・ロー
『ソード・ソングス』
バトルロー-J.jpg




MIDI
発売中
CD 
MYCP-30241 
¥2,381(税抜)

奇抜なファッション(コスプレ?)で度肝を抜かれた方も多いであろうバトル・ローの最新作。心地良く鼓膜を揺さぶるゴシック・サウンドは私の心を癒してくれる。効果的な女性Vo.も効果的。この夏話題になったEの付くバンド以上に受けて然るべき存在。

inserted by FC2 system