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カリフォルニア発!10歳でレコード会社からオファーが来たという超ド級の才能を持った
16歳の新星"Angel"が、アヴリル・ラヴィーン、ヒラリー・ダフ、ブリトニー・スピアーズなどを
手がけるプロデューサーのお墨付きで遂に日本デビュー!!

(初出『Groovin'』2004年10月25日号)

 才色兼備…歌唱力とルックスの良さが光る新人ガールが、またもや日本上陸!なんだか上陸というと台風みたいですが、彼女、Angelはまさに台風並みの旋風を巻き起こしてくれるに違いない歌唱力を持っているのです。気になる「Angel(天使?)」という名前ですが、実は本名は"Angel Marie Faith"で、ただのアイドル的芸名かと思いきや何ともぴったりな名前で縁起も良いし、まさにそういう星の下に生まれてきたものだと妙に納得!
 彼女の生い立ちもこれからの世界の歌姫に相応しいもの。子供の頃から大の歌好きで、レパートリーはマドンナ、エルヴィス・プレスリー、ブロードウェイ・ミュージカル…。で、ジェニファー・ロペスなどのトレーナーとして著名なセス・リッグスのもとでヴォイス・トレーニングに励み、9歳で歌とダンスのグループ"Kid Power"に入り、フロリダのディズニー・ワールドなどでステージをこなし、10歳にしてレコード会社から初オファーが来たというんですから、その道まっしぐら!って感じですね。その後、13歳で"No Secrets"のヴォーカリストとして全米デビュー。アーロン・カーターのオープニング・アクトとして全米29都市でコンサートを行い脚光を浴び、今年16歳にして"Angel"として、全米そして日本でのデビューと羽ばたいた訳です。
 さて本作『Believe In Anlels...Believe In Me』に収録の曲はアヴリル・ラヴィーンの様なバリバリのロック・テイストではなくて、ブリトニー・スピアーズのポップ&ディスコ、R&B調に近い感じ。ヒラリー・ダフのポップ路線ともちょっと違いますね。言うなればポスト・ブリトニー・スピアーズというのが最も相応しいです。また、豪華プロデューサーの助力もありサウンドも素晴らしく、彼女のヴォーカルをさらに引き立てます。パワフルなファルセットが印象深い「Believe in Angels」、ダンスホールでアガれそうな「Chinese Whispers」「Mama's Little Girl」、そして後半には彼女と同名曲「Angel」が登場。これを聴く限りとても新人とは思えない!しっとりとしたバラード「To Forgive Me」も素敵。1曲1曲の中に個性が鮮烈に出ていて完成度も「完☆璧」!! CDの仕入れ担当者の自分としても、これは絶対に売りたい1枚!なお国内盤にはボーナス6曲が追加されており、しかも破格の2,100円。破竹の勢いでスター街道を駆け上がる彼女の今後に、大いに期待といきましょう!!!

Text by 野呂浩良(伊勢原店)

『Believe In Angels...Believe In Me』
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ポニーキャニオン
発売中
CD
PCCY-01716
¥2,100(税込)

超ド級の、期待の三ツ星カリフォルニア女子高生"Angel"が日本デビュー!パワフルでリズミカルなナンバーの数々を聴かずして何を聴く!?という完成度。豪華プロデューサー陣の仕事ぶりも見事。何よりも天性の歌唱力と、曲への感情の入れ込み方が素晴らしい!日本盤のみボーナス・トラック6曲収録。

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