コブクロ

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コブクロ

2004年もあと2ヶ月あまり。コブクロはまだまだ全力疾走中!
大物アーティストとの共演にCM出演、もちろんライヴもまだまだ続く!
そんな彼らのMUSIC MAN SHIPが詰まったニュー・アルバム、いよいよリリース!

(初出『Groovin'』2004年10月25日号)

コブクロ-A.jpg 秋…それは衣替えの季節…あれ?コブクロも衣替え?スーツに身を包んでビジネスマンに転職?違う?…新ユニット結成?「所ジョージ+コブクロ=トコブクロ」!CMや歌番組出演でもいい味出してましたね。そんなトコブクロの「毎朝、ボクの横にいて。」は期待以上の名曲でした!所さん作の癒し系ミディアム・ナンバーにコブクロの歌声がこれほどマッチするとは…目からウロコ。さらに、9月発売の佐藤竹善の最新シングルにも参加しているコブクロ自身も、10/14に5ヶ月ぶりとなるシングル『永遠にともに/Million Films』をリリースしたばかり。いずれもコブクロならではの愛情がいっぱいに溢れたラヴ・ソング。またしても多くの乙女たちのハートが打ち抜かれたことでしょう。
 そして遂に4thアルバムをリリース!今回、「DOOR」以外は全てコブクロ初のセルフ・プロデュースということで、いつも以上に耳に力を込めて聴き入ってしまうナンバーがズラリ!「永遠にともに」「Million Films」も、もちろん収録です。
 冬は寒い。でも大好きな人と一緒だったらHOTなんだなこれが…と実感させられるラヴ・ソング「東京の冬」で今作は幕を開けます。同様に、「幸せ」というものを再認識させてくれる「Humming Life」。終わってしまった恋を歌った「エピローグ」は、小渕くんが初めて女性の視点で描いた曲。「私」という一人称が新鮮に響きます。
 これまでのアルバムは収録曲の大半をラヴ・ソングが占めていました。それが今作では約半分。その分、仲間へエールをおくる曲や自分自身と向き合う曲が目立つ、男っぽいアルバムになっています。2人がハマっているというアーティスト、馬場俊英氏の曲をカヴァーした「Boys on the Run」やライヴの新定番「この指とまれ!」(この曲、ノリがいいだけじゃなくて、とても大切な事を歌っているんですよね)、「毎朝、ボクの横にいて。」のコブクロVer.(ボーナス・トラック)など、男女問わず幅広く聴いてもらえるアルバムになりました。
 今作のアルバム・タイトルからは今年のオリンピックが思い出されました。それぞれの競技を通して「自分を信じる力」を教えてくれたアスリートたちと同様に、音楽を通して「人間らしい優しさや強さ」を教えてくれるコブクロ。作品を発表する度に確実な成長を見せながら、ずっと変わらない彼ららしさでホッとさせてくれる。さりげなくも大切なことを教えてくれて、必ず優しい気持ちにさせてくれる。そんな彼らとその音楽が私は大好き。今作も、彼らの音楽に対する真摯な姿勢と温かい人柄、見事なハーモニーをじっくり味わう事ができる、とても素晴らしい出来映えです。

Text by 二宮万里(編集部)

『MUSIC MAN SHIP』
コブクロ-J.jpg




ワーナーミュージック・ジャパン
11月3日発売
CD
[初回盤]DVD付 WPZL-30025〜6 ¥3,360(税込)
[通常盤]WPCL-10137 ¥3,059(税込) 

5月リリースの「DOOR」、10月にリリースされたばかりの両A面シングル「永遠にともに」(NHK「みんなのうた」10〜11月オンエア)、「Million Films」(NTT西日本「DENPO」TVCM曲)、さらにトコブクロの「毎朝、ボクの横にいて。」のコブクロ・ヴァージョンも収録の4thアルバム。初回盤は超レア映像満載のDVD付!

【コブクロ 公式サイト】www.kobukuro.com

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