FREENOTE

ARTIST PICK UP

FREENOTE

ストリートから来た元気いっぱいの4人組ロック・バンド、FREENOTEが見せる新しい顔!
それはリアルな痛みを感じながらも、その先にある
とても大切なものに気付かせてくれる珠玉のバラード・ナンバーだ!

(初出『Groovin'』2004年11月25日号)

FREENOTE-A.jpg 大阪(梅田)の歩道橋上にて、ストリート・ライヴを精力的に敢行していたFREENOTE。テレビ朝日系音楽番組「THE STREET FIGHTERS」で彗星のように現れ、「終電マスター」が放送されるや瞬く間に同番組でランキング1位をかっさらった彼ら。たまたまその時TVを観ていた私も、楽しそうに唄っているメンバーを観て惹きつけられちゃった1人です。「終電マスター」は、アップ・テンポな楽曲でありながら、ちょっぴり切なさを織り交ぜるという微妙な温度を絶妙に歌い上げ、類稀なセンスを見せてくれました。Voの秦千香子の歌声とノリの良いメロディーがとっても心地よく、一度聴いただけですぐ浸透しちゃいました!その後、5月にメジャー1stシングル「キライチューン」を発売。この曲はTVアニメ「ボボボーボ・ボーボボ」のED曲として親しまれ、この曲でもPOPでキャッチーな曲を披露!やっぱりこれもお気に入りの1曲となりました☆
 そしてそして、今回出来上がった「Re:チャンネル」は、今までのどの曲とも違った珠玉のバラード!今までハイ・テンションな楽曲が多かったので、聴き始めはびっくり!この曲を聴いていて、まず浮かんできたのが、自分自身の痛くてつらい思い出でした。そう、誰もが経験する大事なヒトを失うという事。一番大切だから一番近くにいる。そんな当たり前のことが、逆に一番近いからこそ、その大切さが何時の間にか見えなくなっている。そして、失った後に気付いてその時にはもう手遅れで…。そんな経験はありませんか?この曲からは、そうした喪失感とやるせなさがとてもリアルに伝わってきます。弱い自分を痛感すると共に、今の自分に出来る最大限の答えを必死に出すことで前に進める。その先に続く道がどんな道かはわからないけど、希望があると信じて…。またカップリングの2曲目には、なんと岡村靖幸氏作曲の「遥かへのスピードランナー」を収録。こちらでもまた新たな魅力がいっぱいなのでお楽しみに!
 次々と新しい顔を見せてくれる無限の可能性を秘めたFREENOTE。彼らの新しい可能性をまざまざと見せ付けられた本作、是非聴いて欲しい!今イチオシのバンドです!!

Text by 佐藤和久(矢板店)

『Re:チャンネル』
FREENOTE-J.jpg




トイズファクトリー
発売中
Maxi Single
TFCC-89117
¥1,000(税込)

メジャー1stシングル『キライチューン』から、約半年ぶりとなるニュー・シングル!前作の疾走感溢れる楽曲から一転、今作はとても痛くて切ないバラードです!テレビ朝日系「奇跡の扉 TVのチカラ」EDテーマ。

【FREENOTE OFFICIAL WEBSITE】http://freenote.jp/pc/

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