Gackt

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シングル『ありったけの愛で』に続き、《"GIFT"コンセプト3部作》の最終章となる
ラヴ・バラード集『Love Letter』のリリースが決定!
これまで支え続けてきてくれたファンへ、Gacktからの甘いプレゼント!

(初出『Groovin'』2005年1月25日号)

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 2004年のGacktといえば、何といっても"集大成的"な作品が印象深い。1999年のソロ・デビューからちょうど5年。改めて自らの足跡を振り返る時期に入ったのかもしれない。ソロ第1弾となった記念すべき「Mizerable」から、2003年の「Last Song」までをリレコーディングにて収録した初のシングル・コレクション『THE SIXTH DAY〜SINGLE COLLECTION〜』、そして、全曲アコースティック・アレンジによる『THE SEVENTH NIGHT〜UNPLUGGED〜』と、趣向を凝らした"ベスト盤以上のベスト盤"を、昨年中に2作品も届けてくれた。これらの作品は、《"GIFT"コンセプト3部作》と位置付けられており、その名の通り、これまで支え続けてきてくれたファンへのGacktからのプレゼントである。もちろん3部作というからには、残る1作品の発売が待たれていたわけで、来たる2月14日に、ファン待望の3部作最終章『Love Letter』のリリースが決定した。ヴァレンタイン・デーにリリースされるこの最終章は、選りすぐりのラヴ・バラードを集めたとびきりスウィートな内容。先行シングル「ありったけの愛で」を始め、「君に逢いたくて」「この夜が終わる前に」「Dears 〜LLV〜」等、珠玉のナンバーを収録。ヴァレンタイン気分をグッと盛り上げてくれそうなロマンチックな1枚だ。ファンへのプレゼントの最後に、ラヴ・バラード集を持ってくるあたり、なかなか心憎い気配りである。
 このラヴ・バラード集『Love Letter』に先行する形でリリースされた新曲「ありったけの愛で」がとにかく素晴らしい。アコースティック・ギター・サウンドに重なるハンド・クラップが、実にピースフルな雰囲気。Gacktの5年間の歴史の中でも、かつてないほどハッピーで前向きなラヴ・ソングなのではないだろうか。男女間の恋愛を歌っているだけでなく、"ありったけの愛で君のすべてを包み込んであげよう"というくだりなど、Gacktからファンへの感謝のメッセージとも受け止められる。飾り気のないシンプルな言葉とメロディーは、リスナーの心に直球で届くはず。まさに、2005年の幕開けに相応しい爽快なナンバーだ。
 無駄なものを削ぎ落とし、音楽的にも人間的にも魅力を増しているGackt。彼は正真正銘、裸で勝負できるイイ男である。今年も引き続き、J-POPシーンの"要注意人物"となりそうだ。

Text by 池 佐和子

『ありったけの愛で』
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日本クラウン
1月26日発売
Maxi Single
CRCP-10092
¥1,200(税込)

スマッシュ・ヒットとなった前作「君に逢いたくて」に続き、ストレートに愛を歌ったラヴ・ソング。爽快なアコースティック・ギターとハンド・クラップ、飾り気のないシンプルな言葉が胸に響く。日本テレビ系「NNNニュースプラス1」エンタメSPORTSテーマ・ソング。

『Love Letter』
Gackt/Love Letter-J.jpg



日本クラウン
2月14日発売
CD
CRCP-40090
¥3,150(税込)

これまで支え続けてくれたファンへの感謝を込めた《"GIFT"コンセプト3部作》の最終章。先行シングル「ありったけの愛で」を始め、「君に逢いたくて」「この夜が終わる前に」「Dears 〜LLV〜」等、珠玉のナンバーを選りすぐったラヴ・バラード集。全10曲収録。

【Gackt オフィシャルウェブサイト「DEARS」】http://gackt.com/

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