CHEMISTRY

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CHEMISTRY

季節は冬から春へ…。
CHEMISTRYの2005年第1弾シングルは、日本テレビ系水曜ドラマ「87%」の主題歌。
春の訪れを感じさせる、ポップ・チューンを届けてくれました。

(初出『Groovin'』2005年2月25日号)

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 CHEMISTRYの2005年第1弾シングルが届けられました。本作は、日本テレビ系水曜ドラマ「87%」の主題歌。ご覧になっている方も多いかと思いますが、ドラマの内容は「乳がん」。女性にとってはとても気になるテーマですよね。ドラマのために書き下ろされたこの曲は、ドラマの脚本家である秦建日子氏が作詞を担当。ドラマは乳がんという重いテーマではありますが、市川淳氏作曲、河野伸氏編曲が加わって、春の訪れを感じさせるようなポップ・チューンに仕上がりました。今を生きることの重要さをかみ締めるような歌詞とともに、勇気付けてくれるようなCHEMISTRYの優しさが、メロディーにのって伝わってくる…そんな曲です。何といってもCHEMISTRYの魅力は、2人のヴォーカルとハーモニーにありますね。TVで歌っている姿を見ながら聴くのもいいけど、私はやっぱりCDで聴くのが好きです。ヴォリュームを大きめにして、目をつぶってみたり、何かを想像してみたり、遠くを見つめてみたり(笑)、1人の世界で聴くのがいいんですよ〜。ちょっと大袈裟だけど、2人のヴォーカルに包み込まれているように感じるんです。優しい歌声とメロディー、美しいハーモニーに心が癒されます。
 2曲目は、ワールド・カップのテーマ・ソング「Let's Get Together Now」以来2年ぶりとなる、日韓コラボ・シングル。 お相手はもちろん2年前にテーマ・ソングを一緒に歌ったリナ・パーク。この曲は、昨年ラジオ局のキャンペーン・ソングとして「POWER OF MUSIC」をテーマに作詞をしオンエアしたところ、ファンからの問い合わせが殺到して話題に。そして日韓国交40周年を記念して行われる「日韓友情年2005」のキャンペーン・ソングに決定し、今回のコラボが実現となったそう。息はピッタリの3人、トップ・アーティストということよりも、3人の友情が素晴らしい力となって音楽に魂を宿しています。もともとCHEMISTRYの名前の由来は「音楽的化学反応」であることから、今までにも色々な化学反応=コラボを実現させてきました。どんな音楽的化学反応を起こすのか!? その結果は!? その反応は!? と、次から次へと楽しみは広がり、リリースが待ち遠しくなるのです。そしてこの期待に応えるように、必ず彼らは感動をくれる。そう思うと、CHEMISTRYを聴くことによって、気持ちが優しくなったり、癒されたりする私たちのことを何というのでしょう…?? 化学反応による反応(笑)?何か呼び方があるといいですね。
 また3曲目には、1月にリリースされた完全生産限定盤のWinter Premium Album『Hot Chemistry』から「ココロノドア」をリカット収録。この曲は、映画「きみに読む物語」のイメージ・ソングとなっています。ストリングス・オーケストラとバンド・サウンドが絡み合う美しいバラード・ソング。せつないラヴ・ソングを、CHEMISTRYのハーモニーによって、より切なく泣いてしまいそうな気持ちになってみるのもいいのでは?すでに昔のことよ〜と言う人も(笑)、現在恋愛中の人も、恋人と別れてしまった人も…。いつまでもこんな気持ちを忘れずに覚えていたいですね。

Text by 知久裕乃(磐田南店)

『キミがいる』
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DefSTAR RECORDS
発売中
Maxi Single
DFCL-1183
¥1,223(税込)

2005年第1弾シングルは、日本テレビ系水曜ドラマ「87%」の主題歌。春の訪れを感じさせる、ポップ・チューン。c/wには、リナ・パークと2年ぶりの共演となる「Dance With Me(KOREA/JAPAN Ver.)」、映画「きみに読む物語」イメージ・ソング「 ココロノドア」を収録。

★オリジナル・サウンドトラック、同時発売!
『87% オリジナル・サウンドトラック』
O.S.T./87%-J.jpg
DefSTAR RECORDS
発売中 CD
DFCL-1184  ¥3,059(税込)

【CHEMISTRY official web site】http://www.chemistryclub.net/

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