アヴリル・ラヴィーン

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アヴリル・ラヴィーン

「アヴリルの今を目撃せよ」、いよいよ待望の来日公演迫る!
傑作『アンダー・マイ・スキン』にボーナスDVDをセットした来日記念盤が登場!
そして『レット・ゴー 来日記念盤』もファンのリクエストに応えて再登場!

(初出『Groovin'』2005年2月25日号)

アヴリル・ラヴィーン-A.jpg アヴリル・ラヴィーンのデビュー・アルバム『レット・ゴー』は、全世界で2000万枚という驚異的なセールスを記録した。17歳でデビューし、ティーンの熱い思いを疾走感あふれるメロディにのせて歌う彼女は、世界中のティーンエイジャーから圧倒的な支持を得る。デビュー・アルバムで破格の成功をおさめ、彼女を取り巻く環境は一変した。彼女自身が好むと好まざるとにかかわらず、メディアは新たなスター誕生に加熱しエスカレートしていった。次の作品に対するプレッシャーは並大抵のものではなかっただろう。
 そして2004年春、アヴリルは2枚目となるアルバム『アンダー・マイ・スキン』を発表する。ここで見せた新しいアヴリル、それはまさに進化だった。前作と比較して非常にロック・オリエンテッドなこのアルバムをはじめて聴いたとき、僕らはまだまだ本当のアヴリルを知らなかったんだと思った。ディストーションの効いたギターで鳴らされる音をバックに歌われるのは、文字どおり"アヴリルの内面"からあふれ出てくる思いだった。葛藤、苛立ち、迷い、そして叫び。それらを時には自分自身に語りかけるように、そして時には相手に向かって思いをぶつけるように歌っている。彼女の内面からあふれ出てくる思いや言葉こそが、ここで見せたサウンド面での変化を求めたのだろう。世界中が待ち焦がれたアヴリルのアルバムは、すばらしいロック・アルバムとしてまたもや大きな支持を得た。
 アヴリルの魅力とはなんだろう。僕はその"言葉"にあると思う。彼女の歌う言葉はとても分かりやすい。アメリカン・チャートの上位を賑やかしている音楽に顕著な過剰で装飾感の強い言葉ではない、シンプルで分かりやすい言葉だからこそ彼女の思いや心の震えが共感を得るのだろう。シーンの最先端を追いかけるのではなく、自分の音楽を自分の言葉で表現しようという意思が彼女の曲にはある。そして、類まれなソング・ライティング力とそれをもっと引き立たせる声。そう、彼女の声はそれ自体ですばらしくポップなのだ。だからこそ彼女の歌は世界中を熱狂させる。
 アヴリルのライヴといえば、"サマーソニック04"でのパフォーマンスが記憶に新しい。彼女が大好きだと言うグリーン・デイやサム41らと同じステージに立ち、超満員のオーディエンスを相手に堂々たるパフォーマンスを見せてくれた。その後ヨーロッパ、北米とツアーをまわり、1/29にバンクーバーでおこなわれた津波チャリティ・イヴェントのヘッドライナーを務めるなど、その活動は精力的だ。
 いよいよ、待望の来日公演がはじまる。僕らはそこでアヴリルの"今"と"これから"を目撃することになるだろう。

Text by 鈴木 篤(すみや本社 経営企画室)

『アンダー・マイ・スキン 〜スペシャル・エディション』
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CD+DVD
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日本でも100万枚を超える大ヒットとなったセカンド・アルバム『アンダー・マイ・スキン』。待望の来日公演にあわせてボーナスDVD付スペシャル・エディションが登場!DVDには3曲のビデオ・クリップやバックステージ映像なども収録。3ヶ月限定発売。メーカー先着特典としてポスターをプレゼント。

『レット・ゴー 来日記念特別限定盤』
レット・ゴーーJ.jpg




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CD+DVD
BVCA-21138
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全世界で2000万枚を記録するモンスター・デビュー・アルバム『レット・ゴー』。2003年5月の初来日公演にあわせて日本のファンだけのプレゼントとして発売されたボーナスDVD付の限定盤が、ファンの熱いリクエストに応えて3ヶ月間限定で再登場!

【アヴリル・ラヴィーン 日本オフィシャルサイト】http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/BV/avrillavigne/

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