もう一回バンドやろうぜ!

Fun! Fun! Fun!

もう一回バンドやろうぜ!

30〜35歳(昭和45〜50年生まれ)の人々にターゲットを絞ったコンピレーション
「30-35(サンゼロ-サンゴー)」の0号に続く創刊号が発売!
読んで聴いて歌って弾いて……、もう一回バンドやろうぜ!

(初出『Groovin'』2005年3月25日号)

バンドやろうぜ-A.jpg 「バンドやろうぜ!」と聞いてテンションが上がるアナタはおそらく30代。さらに「ジュンスカ、ユニコーン、プリプリ、カステラ、アンジー…」と聞いてもっと上がるアナタはおそらく昭和45〜50(1970〜5)年生まれでは??
 というのも、私自身がそうでして。高校時代はそれこそ"バンド・ブーム"全盛期。その数はもちろん、 ヴァラエティに富んだ個性の強いバンドが次々現れて、関連した雑誌やテレビ番組も多々。学校に行けばその話題、放課後はライヴ、初対面で交わす言葉は「好きなバンドは?」。モテたくてバンドを始めてしまう男子、そんな彼らに憧れる女子、学祭ではステージの取り合い、もう猫も杓子もバンドバンド…。聴くも楽し、乗るも楽し、コピるもまた楽し…気がつきゃ私も親に内緒でギター買ってました…。 
 そんな"バンド・ブーム"と並行して当時(80年代後半)増え始めた"カラオケBOX"でも、歌われる曲はほとんどが"バンドもの"。中でもブルーハーツやジュンスカは大人気で、音が流れ出すと同時に大騒ぎ。当然みんな"タテノリ"。見回すとほとんどが長袖Tシャツにブラック・ジーンズという出で立ち。ラバー・ソールはきれいに揃えて脱ぎましょう…。
 思い出ばかり連ねてしまいましたが、同世代のみなさんには納得してもらえるハズ。そんな、懐かしき"あの頃"にタイム・スリップさせてくれるのが「30-35(サンゼロ-サンゴー)」(CDと読み物のセット)最新号。タイトルもずばり「もう一回バンドやろうぜ!」。その中身はというと、マガジンはオール・カラー豪華仕様で、当時を振り返った"PLAY BACK 1985-1990〜バンドの時代"、そして"宮田和弥(ジュンスカ)・みうらじゅんのインタヴュー"etc…といった内容。これだけでもなんだかワクワクしてきますが、CDには当時一世を風靡したあのバンドやこのバンドの代表曲がズラリ!アナタが好きだったバンド、入ってますか?
 今作を読んで聴いて楽しむもよし、懐かしさにひたるもよし、当時を思い出してバンド結成するもよし。いずれにせよ、社会人になって10年あまり、ふと立ち止まってしまいがちな今日この頃に、当時の元気なナンバーがパワーをくれることは間違い無い!さあ、あの頃を思い出して、もう一回ガンバろうぜ!

Text by 二宮万里(編集部)

V.A.
『もう一回バンドやろうぜ!』
バンドやろうぜ-J.jpg




SMD
4月6日発売
CD+マガジン
MHCL-521
¥2,480(税込)

ピンポイントで30〜35歳の人々にターゲットを絞ったコンピレーション[30-35(サンゼロ-サンゴー)]の0号に続く創刊号。今作のテーマはズバリ"バンドやろうぜ"。 バンド・ブーム当時の代表曲を収録したCDに、"宮田和弥(ジュンスカ)・みうらじゅんのインタヴュー"といった記事等で構成されたマガジンがセット。

★[30-35(サンゼロ-サンゴー)]Vol.0絶賛発売中!
V.A.『卒業
卒業-J.jpg
SMD
CD+マガジン
MHCL-520
¥2,480(税込)

★『もう一回バンドやろうぜ!』収録曲目
01:プロローグ ※
02:ユニコーン「大迷惑」
03:JUN SKY WALKER(S)「すてきな夜空」
04:ZIGGY「GLORIA」
05:パーソンズ「Dear Friends」
06:BUCK-TICK「JUST ONE MORE KISS」
07:レベッカ「フレンズ」
08:故郷だより ※
09:プリンセス・プリンセス「DIAMONDS<ダイアモンド>」
10:ザ・ブーム「星のラブレター」
11:エコーズ「ZOO」
12:TM NETWORK「GET WILD」
13:ハウンド・ドッグ「ff(フォルティシモ)」
14:スタジオにて ※
15:カステラ「ビデオ買ってよ」
16:アンジー「天井裏から愛を込めて」
17:LA-PPISCH「パヤパヤ」    
18:SHOW-YA「限界LOVERS」
19:X「紅」
(+おまけトラック有り)
※Track-1,8,14 Text&Narration:茂木淳一

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