GLAY×EXILE

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GLAY×EXILE

叫ばずにはいられない世の中に向けて、今世紀最強のコラボが遂に実現!
互いに対する、そして音楽に対する強いリスペクトから生まれた衝撃作『SCREAM』。
音楽シーンの枠を超え、広く注目を集めることは必至!

(初出『Groovin'』2005年7月25日号)

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 いまいちすっきりしない世の中だ。連日何かしらの残念なニュースが飛び込んでくる。聞いた瞬間は耳を疑い顔を歪めても、悲しいことにこの世は無常で、繰り返されることでだんだんと"慣れて"しまう。だからといってそんな様子を簡単に"無情"とも言い切れない。矛盾しているようだけれど、残念ながらそれが世の常でもある。
 とはいえ、そんな日常の数々の"矛盾"に対して憤りを覚えるのも人の常。個人の努力ではどうにもならないことは多い。けれど"発信の仕方、発信する者によっては、それに対する反応も違ってくるかもしれない"…こういった考えや希望から、まさに"夢の共演"とも言える今回のコラボレーションが実現したのではないだろうか。
 これまでにもさまざまなアーティスト同士が組んで作品を発表してきたが、これほどまでに"強い衝撃"を受けて"大きな期待"を持ったのはとても久しぶりな気がする。"GLAY"と"EXILE"。今更説明など不要な、それぞれに独立した大きな存在がひとつになり、世の中に向けて訴えかけるというのだから、それは当然のことだろう。普段から親交の深いEXILEのHIROとGLAYのTAKUROが意気投合して実現したという今回のコラボレーションだが、この情報を耳にした誰もが「いったいどんなことになるんだろう??」と思ったに違いない。と同時に、大きな期待感で"その日"を待っていたことだろう。
 そして遂にその全貌が明らかになった。これはもう、とにかく"豪華!"としか言いようがない。詞をSHUN(EXILE)とTAKURO(GLAY)が、曲をTAKUROが手掛けた「SCREAM」は、それぞれがこれまでに発表してきたどの作品とも違う、けれどそれぞれの"らしさ"はしっかりと表れたものになっている。重低音を利かせた力強いサウンドと時代をしっかりと見据えた歌詞は、それこそ"叫ぶ"ように耳へと流れ込んでくる。「何処へ行けば傷つくことはなくなるだろう?」「何処へ行けば痛みは消え行くのだろうか?」…世の中に向けてさまざまな"問い"を叫ぶ3人…TERU(GLAY)/ATSUSHI(EXILE)/SHUN(EXILE)のヴォーカルは、これが初めてとは思えないほどの統一感で、改めてその歌唱力に圧倒される……と、"音"だけでもかなりのヴォリュームである上に、今回は限定盤/通常盤すべてにPVが付いていて、その内容がまたすごい。ちょっとした映画の一場面のようなストーリー性と、ぶつかり合うことでよりいっそう深みを増すそれぞれの持ち味が見事に表現された、ひとつの"映像作品"となっているのだ。目に飛び込んでくる映像と耳に流れ込んでくるサウンドの迫力にただただ圧倒されてしまう。
 発する側と受ける側が共に考え、答えを探し出すことができたら…そこに何かしらの光を見出せるかも知れない。そんな"希望"をも与えてくれる今作には、GLAYならではのロック色、EXILEならではのダンス色も、それぞれの"鮮やかさ"を損なうことなく存在している。個々に独立した大きな存在が互いに尊重し合い、同じ目的を持って生み出した今作。"音楽"という1ジャンルのものとして留めてはおけないほど大きなテーマを持った、広く世の中に訴えかける作品だ。

Text by 二宮万里(編集部)

『SCREAM』
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発売中
Single+DVD
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¥1,260(税込)

"GLAY"と"EXILE"…一見"異色"とも思える世紀のコラボレーションが実現!予想を遙かに上回った衝撃作『SCREAM』には、互いに対する、そして音楽に対する強いリスペクトが表れている。PVも見応え充分!目も耳も釘付けな超強力盤![初回30万枚限定盤]には「SCREAM」のメイキング映像を収録。

※写真は左が[初回30万枚限定盤][通常盤]、右が[5万枚限定プレミアムフォトジャケット]です。

【GLAY×EXILAE Official Website】http://glay.exile.jp/index.html

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