ボン・ジョヴィ

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ボン・ジョヴィ

トータル・セールスが1億枚を突破!
デビューから20年を経過した現在でも、未だ前進を続けるロック・モンスター、
ボン・ジョヴィの9作目となるオリジナル・アルバムが、世界に先駆け遂に発売!!

(初出『Groovin'』2005年8月25日号)


BONJOVI-A.jpg 昨年ボン・ジョヴィは結成20周年を迎え、それを記念する形で制作された未発表曲満載のBOXセットの編纂が、今回のアルバムを作るきっかけとなっているそうだ。BOXセットをまとめるために昔の曲を聴き返していくうちに創作意欲に火が点き、その勢いでBOXセットをまとめ上げると同時に、このニュー・アルバムまで完成させるという、離れ業をやってのけてしまったのである。今年の春には発売されるのではないかとウワサされていたが、慎重に発売時期をうかがっていたのか、はたまたサウンドの再調整をしていたのかは定かではないが、伝説的なイヴェント「LIVE 8」への参加をきっかけに、ようやくリリースに向けて本格的に動き出したのである。
 そしてこの「LIVE 8」で公式にお披露目された、アルバムのタイトル・トラックである「ハヴ・ア・ナイス・デイ」が、アルバムに先行してリリースされる。「イッツ・マイ・ライフ」よりもワイルドに、「エヴリデイ」よりもパワフルに展開されるドライヴ感タップリな曲展開。大合唱必至のサビでの分厚いコーラス・ライン。そして自由不屈精神あふれる歌詞。「これぞリッチ—!」と思わせるギター・ソロも聴き逃せないところだ。前2作のアルバムのリード・シングルのロック・スピリッツを100%受け継いだ、2000年以降のボン・ジョヴィを象徴するようなロック・チューンに仕上がっている。ワン・コインで買える2曲入りヴァージョンと、3曲入りのエンハンスド映像を収録した通常仕様盤の2種類が発売され、カップリングには先のBOXセットからのライヴ音源を収録。もちろんそれぞれ違う楽曲を収録した、ファン泣かせな仕様になっているので、ファンなら両方買い!といったところだろう。
 そして気になるニュー・アルバムだが、これまた地域によって収録曲が微妙に異なるが、日本盤には12曲の本編に加えて、全世界で4種類発売される中でも最大の3曲のボーナス・トラックを収録。プロデューサーには本年度のグラミー賞を獲得した売れっ子プロデューサー、ジョン・シャンクスを迎え、ミキサーにU2やデュラン・デュラン等を手がけてきたキー・ヒット・メイカー、ジェレミー・ウィートリーを起用。強力な制作陣によって、ギターを主体としたエッジの効いたワイルドなサウンドに仕上がった本作は、前作『バウンス』で見せた力強さをさらに進化させた、パワフルで、エネルギッシュな楽曲がズラリと並んでおり、とてもハード・ロッキングなアルバムとなっている。
 図らずも、9.11事件というテーマが色濃く表れていた前作とは違い、自己の歴史をたどっていく過程で、純真無垢な気持ちで書き上げられた楽曲の数々に、ファンならずとも期待せずにはいられないはずだ。

Text by 矢部信之(市原白金通り店)

『ハヴ・ア・ナイス・デイ』
ボン・ジョヴィ-JSg.jpg




ユニバーサル インターナショナル
9月1日発売
Maxi Single
[ワン・コイン・シングル]UICL-5020 ¥500(税込)
[通常盤]UICL-5021 ¥1,260(税込)

3年ぶりとなる新作のからの先行シングル。「イッツ・マイ・ライフ」よりワイルドに、「エヴリデイ」よりパワフルに、ボン・ジョヴィの真髄を見せ付ける超強力チューン。21世紀のボン・ジョヴィを象徴するようなエネルギッシュなロック・アンセムがここに完成!

『ハヴ・ア・ナイス・デイ』
ボン・ジョヴィ-J.jpg



ユニバーサル インターナショナル
9月14日発売
CD
[初回盤]DVD付 UICL-9027 ¥3,300(税込)
[通常盤]UICL-1053 ¥2,548(税込)

トータル・セールス1億枚!世界の誰もが認めるモンスター・ロック・グループ、ボン・ジョヴィが3年間の沈黙を破り、ついに新作をドロップ!グラミー賞を受賞したジョン・シャンクスをプロデューサーに迎え、万全の体制で制作されたハード・ロッキングな9thアルバム。初回盤はPVやインタヴューを収録したDVD付き。

【ボン・ジョヴィ 日本オフィシャルサイト】http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/bonjovi/

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