nobodyknows+

SPECIAL SELECTION

nobodyknows+

地元・名古屋を愛してやまないヒップ・ホップ・クルー、
nobodyknows+が待望の2ndアルバムをドロップ!
叙情派メロウ・チューンから最強パーティー・チューンまで、エンターテイナーっぷり全開!!

(初出『Groovin'』2005年10月25日号)

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 この1年で最も躍進を遂げたアーティストといえば、真っ先にnobodyknows+の名が挙がるのではないだろうか。昨年末には紅白出場も果たし、普段ヒップ・ホップに触れる機会のない人々にも、その個性を強烈にアピールした。力まず自然体で好きなことをやってのける彼らのようなアーティストが、メジャー・シーンで活躍するのは本当に痛快だ。チャートの常連となった現在も名古屋に住み、故郷愛を強く胸に抱くこの"5MC+1DJ"は、先日閉幕した「愛・地球博」の最終日に、愛知県、岐阜県、三重県出身・在住のアーティストを一堂に会したイヴェント"NAGOYA MUSIC EXPO"をオーガナイズ。ホーム・タウンへの粋な恩返しに、詰め掛けた観客も熱狂で応えたようだ。彼らは自分たちを育ててくれた土地に、還元し続けることを忘れない。取り巻く環境がどんなに変化しようとも、常にスタート地点をリスペクトする…そんなnobodyknows+のスタンスは、これからも揺らぐことはないだろう。
 2003年にシングル「nobody knows3」でメジャー・デビューを果たしたnobodyknows+。2ndシングル「以来絶頂」から、ユニット結成以来のメンバーであるDJ MITSU、g-ton、CRYSTAL BOYの3人に、若手ヒップ・ホップ・グループ、わかば塾で辣腕を発揮していたHIDDEN FISH、ノリ・ダ・ファンキー・シビレサス、ヤス一番?が加わり、現在の"5MC+1DJ"となった。新生nobodyknows+の快進撃は留まることを知らず、続く「ススミダス→」「ポロン2」もスマッシュ・ヒット。そして、TVアニメ「SDガンダムフォース」のエンディング・テーマに抜擢された5thシングル「ココロオドル」がチャート5位を獲得、その人気を決定付けた。更に、インディーズ時代から合わせて足掛け5年もの歳月の末にリリースした1stアルバム『Do You Know?』が50万枚を超えるセールスを記録。名実共にビッグ・アーティストの仲間入りを果たしたのだ。
 さて、そんなnobodyknows+が、大ヒットとなった前作に続き、待望の2ndアルバムをドロップする。タイトルはスバリ『5MC+1DJ』。この直球なタイトルの裏には、6人それぞれの等身大の日常と、音楽をシンクロさせて出来た結晶という意味があるようだ。彼らの"リアル"が詰まった今作は、仲間に捧げる最上級アンセムであるリード曲「どうよ?」を始め、モード学園CMソングに起用され反響を巻き起こした「エル・ミラドール 〜展望台の唄〜」、nobodyknows+史上初のラヴ・ソング「メバエ」、映画「カンフーハッスル」の日本版テーマ・ソングとしても話題を呼んだ「シアワセナラテヲタタコウ」といったヒット・シングルが満載で、ベスト盤さながらの密度の濃さ。もちろんその他にも、叙情的なメロウ・チューンから弾けるパーティー・チューンまで、ヴァラエティーに富んだ楽曲が並ぶ。DJ MITSUの創造する音楽への深い造詣と愛情を感じるトラック、絶妙なコンビネーションを魅せる5MCのマイク・リレー。とにかく、現時点での彼らのすべてが詰まったエンターテイメントな1枚である。…さぁ、退屈を吹き飛ばしたい方、このアルバムをお手にどうぞ!!

Text by 池 佐和子

★最新シングル好評発売中!
『どうよ?』
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SMAR
発売中
Maxi Single
AICL-1657
¥1,223(税込)

『5MC+1DJ』
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SMAR
11月2日発売
CD
AICL-1665
¥3,059(税込)

nobodyknows+が待望の2ndアルバムをリリース!先行シングル「どうよ?」、「モード学園」CMソング「エル・ミラドール 〜展望台の唄〜」、映画「カンフーハッスル」の日本版テーマ・ソング「シアワセナラテヲタタコウ」等、ヒット曲満載!初回盤は三方背スリーブ・ケース仕様+豪華スペシャル・ステッカー封入。

【nobodyknows+ 公式サイト】http://www.sigma-sounds-studio.jp/

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