SHERBETS

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SHERBETS

今年の3月に久々のオリジナル・アルバム『Natural』を発表したばかりの
浅井健一(ベンジー)率いるSHERBETSが、
早くも初のベスト・アルバム『SIBERIAN MADNESS』をリリース!

(初出『Groovin'』2005年11月25日号)

SHERBETS-A.jpg 元を辿ると、BLANKEY JET CITY活動中に浅井健一のソロ・ワークとして1998年に誕生したのがSHERBETSである。浅井健一(Vo&G)、福士久美子(Key&Cho)、仲田憲市(B)、外村公敏(Ds)の4人で結成。1999年には、1stアルバム『SIBERIA』をリリース。またBLANKEYの解散後は、CDのリリースや多くのツアーを行うなど精力的に活動し、ベンジー独自の世界を確立するバンドへとなっていった。
 そして2002年、JUDEが始動したことによりSHERBETSは長い冬眠へと入っていったが、今年に入り活動を再開。3月には久々のアルバム『Natural』を発表。そして11月23日に、今回ご紹介するSHERBETSの活動の決定盤としてベスト・アルバム『SIBERIAN MADNESS』をリリースした。
 その内容は、新曲1曲&新録3曲含む全14曲入りと、かなりのヴォリュームに仕上がっている。初回盤のみ、ベンジー描き下ろしのイラスト&ショート・ストーリー・ブックレット付、更に3曲入りスペシャルDVD付きという豪華な内容。DVDの中の1曲は、あの新宿Flagsの屋上で行われたライヴから「チャームポイント」を収録。そしてCDでは、ナントいっても嬉しいのが「HIGH SCHOOL」「JOAN JETT'S DOGS」のNEW RECORDINGヴァージョンの収録。どちらも初期SHERBETSの代表曲であり、尚かつファンにも人気の高い楽曲だ。また「愛はいらない」「Black Jenny」「グレープジュース」といった個人的フェイヴァリット・ソングもあり、文句のない内容だ。感覚的には"動"のJUDE、そして"静"の繊細なSHERBETSといった感じだが、どちらのバンドも本質的にはベンジーの世界観を表していることには変わりない。ファンにとっては、やはりどちらも愛すべきバンドなのだ。
 12月からは、全国10ヶ所を回るライヴ・ツアーを行うSHERBETS。きっと全国各地でR&Rパーティーが行われ、盛り上がって行くのだろう!来年以降に、今度はJUDEのベスト・アルバムなんてのも期待してしまうのは…贅沢だろうか?

Text by 上原哲也(竜ヶ崎店)

『SIBERIAN MADNESS』
SHERBETS-J.jpg



SEXY STONES RECORDS
発売中
CD
[初回盤]DVD付 VKCS-35 ¥3,700(税込)
[通常盤]VKCS-36 ¥2,800(税込)

浅井健一率いるSHERBETS、初のベスト・アルバムをリリース。新曲1曲+新録3曲含む全14曲収録。初回盤はベンジー描き下ろしイラスト&ブックレット+スペシャルDVD(3曲入り)付き、更には特殊パッケージ仕様と特典満載!JUDEとはまた違う魅力たっぷりの1枚だ!

【SHERBETS 公式サイト】http://www.sexystones.com/

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