Aqua Timez

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Aqua Timez

聴く人の心に直球に響くメロディ、感情を揺さぶる言葉、
悲しみも切なさも包み込み、希望の光が奏でる七色の音楽…。
Aqua Timez、待望のニュー・アルバム『「七色の落書き」』リリース!

(初出『Groovin'』2006年3月25日号)

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 まずは聴いてみて!と言ってしまいたくなる1枚ですね。これって、自信を持ってオススメする時に使う、私の中での最高の表現なんです!
 このアルバムを何気なく聴いた私は、1曲目で「へぇ〜、こういう曲も作るんだ〜」と新鮮さを感じ、2曲目で「ふぅ〜ん、なかなかいい感じ」と手応えを掴み、3曲目には懐かしさが立ち込め、4曲目でうんうん…とうなずいてみたりした。そして5曲目あたりでふとアルバムのタイトルを目にして、「うん、納得」と1人つぶやいてしまいました。今作のアルバム・タイトルは『「七色の落書き」』。七色というのは、七色の音楽なんだなぁと実感、納得した訳なんです。
 その証拠に、このアルバムの曲はどんなジャンルに分けたらいいかなんて分からないくらい、色々な曲が詰まっているんです。だってやっぱり、大ヒット曲「等身大のラブソング」のイメージが強いわけですよ。HIP HOPなバンドかなって思っていたのですけど、そうは決めつけられないですね。「等身大のラブソング」は、メッセージが強く伝わってくるストレートな表現で、主に若者の心を打ったのではないでしょうか。共感を受けた人は多かった事でしょう。若者でない私でも、歌詞の言葉ひとつひとつに昔を思い出すような、そんな風だったらよかったナ…とか、思いを馳せてしまうような感情を心に抱きました。今作でも全編に渡って行き届いたサウンド・メイキングや、コトバ選びはさすが!高い評価を受けているだけあって、Voの太志が表現するコトバには心を動かすものがあります。太志のインタヴューにこうあります…「どうしようもない劣等感や周りへの怒り、ただ生きるのが苦しくて曲を作ってきました」…ここだけを読んでしまえばちょっと重いかもしれませんが、だからこそ生まれた偽りのないコトバなんだなと感じました。
 色々な感情を詞にして、それを歌って表現する。どれも伝えたいんだっていう気持ちがたくさん詰まった、大切な曲になっているんじゃないかなと思います。七色に描かれた彼らの思い…きっと、あなたにも伝わってくるものがあるはずです。

Text by 知久裕乃(磐田南店)

『「七色の落書き」』
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sweet honey record
4月5日発売
CD
ESCL-2806
¥1,575(税込)

「等身大のラブソング」が話題となり、人気急上昇中のAqua Timezが待望のニュー・アルバムをリリース!聴く人の心に直球に響くメロディ、感情を揺さぶる言葉たち。悲しみも切なさも全て包み込み、希望の光が奏でる珠玉の8曲。七色に描かれた彼らの思いをぜひ感じて下さい!

【Aqua Timez Official Site】http://www.aquatimez.com/

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