シアラ

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鮮烈なデビューから2年…。メガ・ヒットとなった『グッディーズ』に続く
待望の2ndアルバム『シアラ:エヴォリューション』が遂に完成!
R&Bシーンの新たなポップ・アイコン、シアラの熱い息吹をご体感あれ!

(初出『Groovin'』2006年11月25日号)

 電子音が飛び交い重低音がブォンブォンと唸るクランク・ビートにR&Bを融合させた最強のパーティー・ミュージック、"クランク&B"。ダーティ・サウスはアトランタを拠点に人気を博しているプロデューサー兼盛り上げ番長、リル・ジョンが仕掛け人となり、一昨年に一大ムーヴメントを巻き起こしたニュー・ジャンルである。2004年の音楽シーンの話題をかっさらったこのムーヴメントの起爆剤となったのが、男性シンガーのアッシャー。泣く子も黙るアゲアゲ・チューン「Yeah!」が爆発的ヒットとなり、一躍クランク&Bを世界中のフロアに知らしめる事となった。
 そんなアッシャーの大成功に続き、クランク&Bシリーズの第2弾としてリル・ジョンが送り出したのが、シアラである。彗星のごとく現れた新世代R&Bディーヴァのデビュー・シングル「グッディーズ」は、全米チャート7週連続1位というメガ・ヒットを記録。「カッコいい車や高そうなアクセサリーをこれ見よがしに見せ付けたって、私は簡単に落ちない女なの」…まるで実際の彼女とシンクロするかのような独立心旺盛な女性をイメージしたVideo Clipも大きな話題を呼び、同世代の女性からの圧倒的な共感を得た。この「グッディーズ」の他に「1.2 ステップ」「Oh」といったヒット曲を生み出したデビュー・アルバム『グッディーズ』は、アメリカだけでも300万枚、日本でも20万枚という新人としては異例のセールスを上げ、彼女は"2004年最大のニュー・カマー"という称号を手にしたのだ。
Ciara-A.jpg そんな鮮烈なデビューから2年。ミッシー・エリオットの「ルーズ・コントロール」やバウ・ワウの「ライク・ユー」、フィールド・モブの「ソー・ホワット」等、フィーチャリング・アーティストとして参加したシングルも次々とチャート・インを果たし、その存在感をますます高めているシアラが待望の2ndアルバム『シアラ:エヴォリューション』をリリースする。デビュー当時はティーン・エイジャーだった彼女も20歳。少女の面影はどこへやら、今作ではまさに"Evolution=進化"した姿を見せてくれている。今年の8月に、サウンドトラック『ステップ・アップ』の中で一足早く新曲「ゲット・アップ feat. カミリオネア」を披露し、シンガーとしての成長を垣間見せてくれた彼女だが、ついに『シアラ:エヴォリューション』でその全貌が明らかとなる。一番の注目は、何と言っても1stシングル「プロミス」だろう。トラックを手掛けるのは、ファーギー「ロンドン・ブリッジ」やPCD「ボタン」のヒットでその名を轟かせた気鋭クリエイター、ポロウ・ダ・ドン(POLOW Da Don)。この季節にピッタリなメロウ&スムースなサウンドが、より表現力を増したヴォーカリゼーションを際立たせている。その他、このアルバムに名を連ねるプロデューサー陣は、歌手・シアラの生みの親であるリル・ジョンを筆頭に、ウィル・アイ・アム、ジャジー・フェイ、ロドニー・ジャーキンズといった目もくらむような顔ぶれがズラリ!加えて、50セントら大物アーティストもゲスト参加しており、最強のバック・アップの布陣は文句の付け様がない。2006年末シーンの台風の目になりうる1枚だ。
 R&Bシーンの新たなポップ・アイコンとして、熱い視線が注がれているシアラ。今最も旬なその歌声に酔いしれて欲しい。

Text by 池 佐和子

『シアラ:エヴォリューション』
シアラーJ.jpg



BMG JAPAN
12月6日発売
CD
BVCQ-24033
¥2,200(税込)
※期間限定スペシャル・プライス

大ヒットを記録したデビュー・アルバム『グッディーズ』に続く待望の2ndアルバム。クランク&Bの仕掛け人、リル・ジョンを筆頭に、ポロウ・ダ・ドンやウィル・アイ・アム、ジャジー・フェイ等、豪華プロデューサー陣が勢揃い。2006年末シーンの台風の目になりうる1枚!

【シアラ 日本オフィシャルサイト】http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/BV/ciara/

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