河口恭吾

ARTIST PICK UP

河口恭吾

2006年12月9日にTV放送され話題を呼んだ、フジテレビ系全国ネット
土曜プレミアム 硫黄島もうひとつの感動ストーリー『戦場の郵便配達』のエンディング・テーマ
「景〜hikari〜」が、両A面シングル仕様で緊急リリース決定!

(初出『Groovin'』2006年12月25日号)

河口恭吾-A.jpg 2006年12月9日にフジテレビ系で放送された、土曜プレミアム 硫黄島もうひとつの感動ストーリー『戦場の郵便配達』(出演:伊藤淳史、藤 竜也、手塚理美他)。「本土と激戦地を行き交った"手紙"を通して見た硫黄島」をテーマに、実話に基づいて制作されたこのドキュメンタリー・ドラマは、日本でも公開となったクリント・イーストウッド監督の話題の映画『硫黄島からの手紙』の公開初日に合わせて放送された。
 第二次大戦中、もっとも過酷な戦地だったといわれている硫黄島。灼熱地獄に苦しみ、後には戦い抜く兵器も食料も手にすることがままならない悪条件の中、それでも兵士たちは戦ったという。そんな彼らの心を支えたのは家族からの「手紙」。家族を守るために戦った男たちが家族に宛てて書いた手紙。そこに悲壮な言葉は一切無く、家族の暮らしを思いやる優しさに溢れていた…。このドラマの役柄のほとんどが実在の人物という事もあり、実際に演じた俳優陣もこの辛く苦しい過去の事実を、ドラマを通して現代に、そして未来へと語り継ぐ様にしっかりと伝えたいと、並々ならぬ意気込みで取り組んだそうだ。時代は日々変化していく中、決して忘れてはならない史実。そしていつの時代も決して変わる事の無い、愛する人を自分の人生を賭けて真摯に想うという事…。今一度このドラマを通して、我が身を見つめ直した人も多かったのではないだろうか。
 そんな壮大なスケールで描かれたドラマのラストをドラマティックに彩ったのが、河口恭吾が歌う「景〜hikari〜」。愛する人への想いが、日常に起こりうる出来事によって揺るがされる不安を抱きながらも、相手を想う強い気持ちを再認識するようなストーリーは、まさにこのドラマの内容とリンクしていた。美しく柔らかいピアノの音色、随所に施される華やかなストリングスは、シンプルなフォルムでありながら実に存在感のあるサウンド作りに一役買った。そして呟くように歌う素朴な河口の歌声もまた、リアルなメッセージとして伝わってくる。この冬を熱くするバラード・ナンバーは、ドラマの感動的なエンディングを彩った功績も然る事ながら、「桜」を超える新たな河口恭吾の代表曲として、これからも長く慕われるラヴ・ソングとなりそうだ。

Text by 浜田幸子(編集部)

『景〜hikari〜/手紙』
河口恭吾-J.jpg




日本クラウン
12月27日発売
Maxi Single
CRCP-10159
¥1,000(税込)

2006年12月9日にTV放送され話題を呼んだ、ドキュメンタリー・ドラマ『戦場の郵便配達』のエンディング・デーマ。シンプルなピアノと壮大なストリングスが奏でるサウンドにのせて、とびきり熱いラヴ・バラードを河口恭吾が歌います!両A面仕様となる「手紙」は、ロッテ「レディーボーデン」TV-CMソング。

【河口恭吾 official web site】http://www.miraclebus.com/kyogo/

inserted by FC2 system