ジョシュ・グローバン

ARTIST PICK UP

ジョシュ・グローバン

デヴィッド・フォスターをはじめ、豪華なプロデューサー達がバック・アップ!
英語、イタリア語、スペイン語で綴られたボーナス・トラックを含む全14曲。
天性のハートフル・ヴォイスが奏でる、心の処方箋。

(初出『Groovin'』2007年1月25日号)

ジョシュ・グローバン-A.jpg 全米を虜にした衝撃のデビュー作『ジョシュ・グローバン』から早5年、「ユー・レイズ・ミー・アップ」の世界的大ヒットの先駆けとなった、セカンド・アルバム『クローサー』から3年…トータル1,300万枚を超えるセールスを記録した前2作に続く、ジョシュ・グローバンの待望の新作『アウェイク』が遂にリリースされる。
 ジョシュ・グローバンはロサンゼルス出身の25歳。幼い頃から歌や演劇に慣れ親しみ、17歳の時に彼のヴォーカル・コーチがデヴィッド・フォスターに渡したデモ・テープがきっかけとなり、1999年グラミー賞のリハーサルに出席できなかったアンドレア・ボチェッリの代役として、セリーヌ・ディオンと歌うという夢のようなチャンスを得た。それ以後は音楽業界内で噂が噂を呼び、様々なイヴェントへの出演依頼が殺到、スターダムにのし上がるきっかけを掴む。そして2001年11月、フォスターの全面バック・アップのもと完成したデビュー・アルバム『ジョシュ・グローバン』をリリース。シャルロット・チャーチとのデュエット曲「ザ・プレイヤー」を2002年の冬季オリンピック・ソルトレイクシティー大会閉会式で聖火台の炎が消える時にパフォーマンスし、その他にも同年12月のノーベル平和賞授賞式、ヴァチカンでのクリスマス・コンサートなど名だたるイヴェントで熱唱。こうした数々の名パフォーマンスと甘いルックスで人気は急上昇、デビュー作は約1年近くもアメリカ総合チャートのTOP40内に留まるロング・ヒットを記録した。
 2003年11月には、セカンド・アルバム『クローサー』をリリース。このアルバムもまた、発売後2ヶ月もの間TOP10をキープし続け、遂に全米チャート1位を獲得するという真のヒット・アルバムとなった。またこのアルバムのファースト・シングルは、あの「ユー・レイズ・ミー・アップ」。元々カヴァー曲ではあるが、ジョシュがヒットさせたことにより多くのアーティスト達もカヴァーするようになった。日米ではケルティック・ウーマンの同曲が超有名だが、実は3年前に既にジョシュがヒットさせており、ある意味、ジョシュが本家といえよう。
 そして待望のサード・アルバム『アウェイク』が2月7日にリリースされる。既に全米チャートでは初登場2位を記録、ロング・ヒット中である。プロデューサー陣は、お馴染みのデヴィッド・フォスターをはじめ、グレン・バラード、ドーグス・ソルター、マリウス・デ・ヴリーズ、ガイ・シグスワースなどといった大御所がバック・アップし、ハービー・ハンコックや、長年崇拝してきたというレディスミス・ブラック・マンバーゾといった豪華アーティストが参加している。ジョシュはそんなきらびやかなメンツをバックに、英語やイタリア語楽曲(「ロミオとジュリエット〜愛のテーマ」を含む3曲)、スペイン語楽曲(「君はいつかやってくる」を含む2曲)などを貫禄十分に熱唱している。ジョシュ本人も、今作では5曲でソングライティングに参加(「ララバイ」はデイヴ・マシューズとの共作)、その他にもドラムやピアノを演奏している楽曲もあるとか。シンガー、ソングライター、そしてプロデューサーとしても大きく成長したジョシュ・グローバンを十分に堪能できる仕上がりである。
 天性のハートフル・ヴォイスが奏でる、心の処方箋『アウェイク』。ジョシュの歌声が心の重荷をすっきり解きほぐし、そっとあなたを応援してくれるでしょう…。

Text by 大林 誠(浜松佐鳴台店)

『アウェイク』
ジョシュ・グローバン-J.jpg



ワーナーミュージック・ジャパン
2月7日発売
CD
WPCR-12569
¥1,980(税込)
※初回限定スペシャル・プライス

心の重荷をスッキリ解きほぐし、そっと愛する君を応援してくれる名曲「ドント・ギヴ・アップ〜愛されている君へ」を含む全14曲を熱唱(ボーナス・トラック1曲含む)。数曲でドラムやピアノを演奏、5曲でソングライティングに参加と、更に成長したジョシュを堪能できます。

【ジョシュ・グローバン 日本オフィシャルサイト】http://www.wmg.jp/artist/joshgroban/

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