コブクロ

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コブクロ

『ALL SINGLES BEST』が大ヒットし、ロング・セールス中のコブクロが、
待望の新曲『蕾』をリリース!会えなくなってしまった大切な人へ…、
夢を叶える為に頑張っている人へ…貴方の"蕾"は咲きましたか?

(初出『Groovin'』2007年3月25日号)

コブクロ-A.jpg コブクロ…このアーティスト名を知らない人は、ほとんどいないだろう。1998年にコブクロを結成し、2005年に発売された『NAMELESS WORLD』ではオリコン初登場1位を記録し、セールスは100万枚を突破した。そして昨年は初のベスト・アルバム『ALL SINGLES BEST』をリリースし、オリコンで4週連続1位を獲得。200万枚突破を記録し、今もロング・セールス中である。このアルバムに収録されている、大ヒットを記録したシングル曲「ここにしか咲かない花」「桜」「君という名の翼」はドラマ主題歌にも起用され、ドラマの名場面に花を添えた。また今年2月には「絢香×コブクロ」名義で、日産CUBEのCMソングでお馴染みの『WINDING ROAD』をリリースしたのが記憶に新しい。
 そして今回、月9ドラマ『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』の主題歌である『蕾』をリリースした。原作であるリリー・フランキー著『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』は「2006年本屋大賞」を受賞し、200万部を突破する大ベスト・セラー。母と子、父と子、友情などの普遍的なテーマをリアルに描いて話題となった"国民的名作"である。"ボク"の心の支柱である"オカン"への尽きない思い…。そんな普遍的なテーマが熱くリアルに描かれたこのドラマ、切ない場面や泣いている場面で「蕾」が流れてきた時、思わずもらい泣きをしている人もいるのではないだろうか。コブクロの楽曲は心の奥底まで響き胸にスーッと伝わり、2人の優しさに溢れるハーモニーが聴く人を癒してくれる。「蕾は、春が来るたびにボクを静かに待っている「蕾=オカン」そのものです。そして東京という街で不安と期待を背に、これから咲く夢を叶えてゆく人間を描いたものです。『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』の本を読んで、僕が経験した事とあまりに似ていて、胸に染み込むような温かな勇気をもらった気がします」…と語るのは「蕾」を作詞・作曲した小渕健太郎。そんな母を思う気持ちが痛いほど伝わるこの曲を聴くだけで、涙が溢れてくる。更に彼は「みんなのなかで、会えなくなった大切な人がいる人へ。その人を心で想う時。誰かと、その人の話をしている時。それはその人が、見えない姿でそばに来ているから、自然と考えてしまうのですよ。僕は、そう信じていますよ」とも語っている。もう二度と会えなくなってしまった大切な人は、姿は見えなくても側でいつも見守っていてくれて、時には「頑張れ」って応援をしてくれている。蕾が咲き、満開になる日を夢見て頑張っている人へ向けられた歌詞は、切なくも温かいメッセージを含み、聴く人の心を捉えて離さない。一度聴いたら忘れられなくなる楽曲になるはずだ。
 コブクロは6月から全国12ヶ所で「NISSAN cube Presents KOBUKURO LIVE TOUR '07 "蕾"」を行う。ライヴに興味のある方はチェックして頂きたい。希望に満ちた春はもう間もなく訪れる。貴方の蕾が咲き、満開になりますように…。

Text by 和田守代(木更津桜町店)

『蕾』
コブクロ-J.jpg




ワーナーミュージック・ジャパン
発売中
Maxi Single
[初回盤]DVD付 WPZL-30054〜5 ¥1,500(税込)
[通常盤]WPCL-10396 ¥1,200(税込)

会えなくなってしまった大切な人、夢を叶える為に頑張っている人に向けられた歌詞は、聴く人の心に優しく届きます。月9ドラマ『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』の主題歌。ドラマの切ない場面で流れてくる「蕾」は感動的です。初回盤は今年2月に行われたライヴとそのリハーサル風景の一部を収録したDVD付き。

【コブクロ 公式サイト】http://www.kobukuro.com

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