キュート・イズ・ワット・ウィ・エイム・フォー

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キュート・イズ・ワット・ウィ・エイム・フォー

なんてキャッチーなメロディなんでしょう!!
弱冠20歳の4人組が贈る、青春パワー・ポップの数々!
青臭い歌詞と泣きメロの洪水は、一度聴いたら頭から離れないです!!

(初出『Groovin'』2007年3月25日号)

キュート・イズ・ワット〜-A.jpg

 フォール・アウト・ボーイ、パニック!アット・ザ・ディスコ他が所属するレーベル「フュエルド・バイ・ラーメン」が送り込む次なる刺客…それはキュート・イズ・ワット・ウィ・エイム・フォー!
 彼らもまた、アークティック・モンキーズの大ブレイクで、リスナー、業界を問わず、今最も注目を集めているインターネットのオン・ライン・コミュニティ「My Space」や「Pure Volume」で半端無い注目を集めた、今や当たり前となりつつある「ネット発」のバンドなんです。ツアーをする資金がなくても、才能さえあれば発掘されるチャンスがあるネットは、逆を言えばライバルが非常に多く、本当にいい音楽しか残る事が出来ません。更には、彼らはオン・ライン上で行われたバンド・コンテスト「Battle Of The Bands」で見事に優勝してしまったのだから、もう言うことはないでしょう。結成3回目のライヴで、BAMBOOZLEフェスティヴァルのステージに立ち、新人でありながら圧倒のパフォーマンスをするなど、トントン拍子でこのデビュー・アルバムのリリースまで来てしまったという訳です。
 メンバー全員10代後半〜20歳という、まだまだ青春真っ只中の彼らが奏でる音はまさに「青春パワー・ポップ」そのもの。ファウンテインズ・オブ・ウェインや初期ウィーザーあたりを彷彿とさせる抜群のメロディ・センスと、マイ・ケミカル・ロマンスのエモ的表現を組み合わせたような…と、とにかく聴く者の心を楽しませてくれて、音楽本来のあり方を思い出させてくれるバンドです。プロデューサーには、パニック!アット・ザ・ディスコを手掛けたマット・スクワイアを迎え、アルバム収録曲の「ゼアズ・ア・クラス・フォー・デイズ」には、ヴォーカルのシャントがリスペクトするレーベル・メイトであるジ・アカデミー・イズ…のウィリアム・ベケットが参加したりと、「フュエルド・バイ・ラーメン」レーベル総出でのレコーディングだったようです。パニック!アット・ザ・ディスコにはまった人にはもちろん、青春してる全ての人に聴いて欲しい作品です!

Text by 砂川拓也(朝霞店)

『青い誘惑』
キュート・イズ・ワット〜-J.jpg



ワーナーミュージック・ジャパン
4月11日発売
CD
WPCR-12592
¥1,980(税込)
※初回限定スペシャル・プライス

パニック!アット・ザ・ディスコの大ブレイクで注目を集めた「フュエルド・バイ・ラーメン」がこの春に送り込む刺客、パワー・ポップ・バンドのデビュー・アルバム。泣きメロの洪水にやられたい方はもちろん、青春してる全ての人へ…必聴です!日本盤のみボーナス・トラック収録、PV1曲を収録したCD-EXTRA仕様。

【キュート・イズ・ワット・ウィ・エイム・フォー 日本オフィシャルサイト】http://wmg.jp/artist/ciwwaf/

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