ダビッド・ビスバル

2006年、"情熱の貴公子"フアネスが話題を独占、
そして2007年は、"太陽の貴公子"ダビッド・ビスバルが
日本中にラテン熱帯旋風を巻き起こす！

（初出『Groovin'』2007年5月25日号）

　清々しいこの季節、これから訪れるあのジメジメとした忌々しい梅雨を思うと正直テンション下がるが、そんな鬱な気持ちを一気に吹き飛ばし灼熱の太陽と共に夏を運んで来るのは、情熱の国スペインからやって来た、"太陽の貴公子"ことダビッド・ビスバルしかいない！
　ダビッド・ビスバルは、スペインのアルメリア出身の1979年生まれの現在27歳。スペイン版「アメリカン・アイドル」で準優勝し、デビューするや否やスター街道をまっしぐら。2002年にリリースされた1stアルバム『Corazon Latino』が150万枚のセールスを記録。2004年にリリースされた2ndアルバム『Buleria』も100万枚を突破するなど、本国スペインで最もアルバムを売り上げるアーティストなのである。そして2006年には3rdアルバム『Premonicion』をリリースし、アメリカを含むスペイン語圏での人気を不動のものにした。
　そんなスペインの超スーパー・スターが2007年、遂に日本上陸となった。日本でのデビュー・アルバムとなる今作は、2006年にセルフ・タイトルでリリースされた1st〜最新アルバムまでの3枚の中から選りすぐりのトラックを収録した日本独自編集盤で、ダビッドの魅力満載の全17曲収録となっている。さらに日本デビュー・アルバムより「Boom Boom Boom〜灼熱の太陽」がシングル・カットで同時リリースされる。「ブン・ブン・ブン」と鳴り響く、一度聴いたら耳から離れないこのノリノリなパーティー・チューンは、日本人のツボを押さえた超ハイテンションな1曲。久々のラテン・ミリオン・ヒットを予感させるサイコーな仕上がり！
　そしてなんと！HIROMI GOこと郷ひろみが、このダビッドのシングル「Boom Boom Boom〜灼熱の太陽」の日本語カヴァーを同日リリースする。「GOLDFINGER'99」を彷彿とさせるハイテンションなラテン曲で8年振りにGOも弾けまくる！2007年の日本の夏は「ブン・ブン・ブン」と、ダビッド＆GOのツー・トップのラテン熱帯旋風が巻き起こる事必至だ！

Text by 大澤智芳（すみや本社 営業グループ）