クレイグ・デイヴィッド

ARTIST PICK UP

クレイグ・デイヴィッド

デヴィッド・ボウイの大ヒット曲「レッツ・ダンス」を大胆にサンプリング!
UKシーンをリードするクレイグ・デイヴィッドが、
2年ぶりのニュー・アルバムを発表!

(初出『Groovin'』2007年11月25日号)

クレイグ・デイヴィッド-A.jpg ガラージ・ハウスを基調に、ドラムン・ベースやR&B、レゲエ、ブレイク・ビーツ等、様々な要素が絡み合うサウンド、2ステップ。97〜98年頃のUKクラブ・シーンを発祥とするこのムーヴメントを一躍世界に広めたのが、このクレイグ・デイヴィッドだ。 2ステップの生みの親として知られるアートフル・ドジャーのマーク・ヒルとのタッグで2000年にリリースしたデビュー・シングル「フィル・ミー・イン」が全英1位を獲得、同年に発表した1stアルバム『ボーン・トゥ・ドゥ・イット』も世界各国で大ヒットとなり、弱冠19歳にして"キング・オブ・2ステップ"の座に上り詰めた若き天才(なおかつイケメン!)である。スティングとのコラボレーションも大きな話題を呼んだ2ndアルバム『スリッカー・ザン・ユア・アヴェレージ』、これまでのスタイルに捉われない王道R&Bを披露した3rdアルバム『ザ・ストーリー・ゴーズ…』と、アルバム・リリースの度に人気の裾野を広げてきた彼が、4thアルバム『トラスト・ミー』を引っ提げてシーンに帰ってきた。
 約2年ぶりのオリジナル・アルバムとなる今作は、プロデューサーにジェイムス・モリソンのデビュー盤を手掛けたマーティン・テレフェらを迎え、ロンドンに加えキューバのハバナにてレコーディング。デヴィッド・ボウイの83年の大ヒット曲「レッツ・ダンス」を大胆にサンプリングした「ホット・スタッフ(レッツ・ダンス)」を皮切りに、イギリスの人気グライム系ラッパーKANO(ケイノ)との共演曲「ディス・イズ・ザ・ガール」、スタイリスティックスの代表曲「ユー・アー・エヴリシング」のネタ使いが光る「カインダ・ガール・フォー・ミー」、キューバ音楽からの影響を色濃く受けた「6・オブ・1・シング」等、比類なきセンスを見せ付ける楽曲がズラリ。メロウな仕上がりだった前作に対し、今作は踊れるナンバーも多く、「『ボーン・トゥ・ドゥ・イット』以来の衝撃」との呼び声も高い1枚だ。ソフィスティケイトされたその世界観は、クラブ・ミュージック・リスナーはもとより、ソウル・ファンからポップス・ファンまで、幅広い層へ受け入れられるはず。さらに進化したクレイグ・ワールドを是非とも体感してみて欲しい。

Text by 池 佐和子

『トラスト・ミー』
クレイグ・デイヴィッド-J.jpg



ワーナーミュージック・ジャパン
発売中
CD
WPCR-12772
¥2,180(税込)
※初回限定バリュー・プライス

約2年ぶりの4thアルバム。日本盤はボーナス・トラック2曲(1stシングル「ホット・スタッフ(レッツ・ダンス)」のリミックス2種類!)収録。CDエクストラ仕様でデヴィッド・ボウイの83年の大ヒット曲「レッツ・ダンス」を大胆にサンプリングした「ホット・スタッフ(レッツ・ダンス)」のビデオ・クリップ収録。。

初回盤終了後は、通常盤レギュラー・プライス(WPCR-12773/税込¥2,580)に移行します。

【クレイグ・デイヴィッド 日本オフィシャルサイト】http://www.wmg.jp/artist/craig/

inserted by FC2 system