ブリトニー・スピアーズ

ARTIST PICK UP

ブリトニー・スピアーズ

その存在全てがセンセーショナル!
結婚・出産・離婚、そして様々なスキャンダルを乗り越えた、
オトナのブリトニーの逆襲だ!

(初出『Groovin'』2007年11月25日号)

ブリトニー・スピアーズ-A.jpg これまでリリースした4枚のオリジナル・アルバム全てが全米チャートNo.1を獲得し、全世界トータル・セールス8,300万枚以上を誇る、今世紀最強のアイコン、ブリトニー・スピアーズ。2004年に結婚、2005年に第一子、翌年には第二子を出産するも、2007年には裁判の末に正式に離婚が成立…。途切れることなく様々なゴシップ、スキャンダルが流れる中、それら全てを乗り越え、オトナになった ブリトニー・スピアーズが本格的に音楽シーンへとカム・バック!
 前作『グレイテスト・ヒッツ:マイ・プリロガティヴ』から3年、彼女の憧れだったマドンナとのコラボ「ミー・アゲインスト・ザ・ミュージック」、セクシーなビデオが話題を呼んだ「トキシック」などを収録した4thアルバム『イン・ザ・ゾーン』からは4年振りとなる待望のニュー・アルバム『ブラックアウト』。先行シングル「ギミ・モア」は"もっと、もっと"とセクシーにおねだりする、激エロ・エレクトリック・サウンド。USでは8月30日にインターネット上で音源が公開されるやいなや、全米の全ラジオ局で爆発的なオン・エア数を記録、その後9月24日に販売がスタートしたデジタル・ダウンロードでも17万9,000DLを記録。アルバム発売1ヶ月前にデビュー・シングル「ベイビー・ワン・モア・タイム」に次ぐ記録となる大ヒット・シングルとなった。プロデュースは、ジャスティン・ティンバーレイクのメガ・ヒット「セクシー・バック」などを手掛け、ティンバランドの片腕とも呼べるネイト"デインジャ"ヒルズ。2007年の前半が「ヘイ・ヘイ、ユー・ユー」(アヴリル)なら、後半は「ギミ・ギミ」で決まりだろう。
 その他のアルバム収録楽曲にも超Aクラスのヒット・プロデューサー陣がこぞって参加し、最先端のトラック、ビートを提供している。リアーナの「SOS」や、ショーン・キングストンの「ビューティフル・ガールズ」(往年の名曲「スタンド・バイ・ミー」をサンプリングするという荒業に出たあの曲)などで勢いに乗るジョナサン・ロッテム(日本盤ボーナス・トラックで、ユーリズミックスの「スイート・ドリームス」をサンプリング)、「俺はこの曲(「トイ・ソルジャー」)が世界を揺るがす事を保証する。アップ・テンポで実にクレイジーな曲だ」とインタヴューに答えたショーン・ギャレット、そしてネプチューンズのファレル・ウィリアムス等。ブリトニー本人も2曲で曲作りに参加。
 彼女が提示するネクスト・レヴェルの今作。実に革新的でありながらポップでセクシーな最先端の音が散りばめられている。そのあまりにも衝撃的な内容にきっと度肝を抜かれるだろう(それはまるで去年のジャスティン・ティンバーレイクの大ヒット・アルバム『フューチャー・セックス/ラヴ・サウンズ』と同レヴェルの衝撃度だ)。そして、またもや世界中で一波乱起こりそうな予感。ここ最近は確かにゴシップ・クィーンに祭り上げられてしまっていた彼女だが、変な先入観を持たずに、まず一度聴いてみて欲しい。彼女が、ジャンルや世代、人種を超えてミュージック・シーンに衝撃を与え、ポップ・ミュージックの歴史をも変えることができる数少ないエンターテイナーの1人だと、改めて認識してもらえると思う。

Text by 大林 誠(静岡本店)

『ブラックアウト』
ブリトニー・スピアーズ-J.jpg




BMG JAPAN
発売中
CD
BVCP-21572
¥2,548(税込)

オリジナルとしては4年ぶりとなる5thアルバムでブリトニー・イズ・バック!全く衰えることなく、世界中の注目を集め続ける今世紀最強のアイコンが大復活だ。日本盤はボーナス・トラック4曲収録。初回生産分にはロゴ入りキラ☆キラ携帯デコ・シール封入。

【ブリトニー・スピアーズ 日本オフィシャルサイト】http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/BV/britneyspears/

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