HY

SPECIAL INTERVIEW

HY

大ヒットを記録したアルバム『Confidence』から約2年の月日を経て、
待望の新作『HeartY』が完成。昨年、北米8箇所を巡る初の海外ツアーを敢行し、
多くの刺激を受けたというHYのリアルなサウンドが凝縮した、とっても温かい名作。

(初出『Groovin'』2008年4月25日号)

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ーー:ニュー・アルバムはどのような作品になったと思いますか?
許田信介(B):一言で言うなら愛に溢れた作品です!1枚を通して喜怒哀楽を感じることができるんじゃないかな。生活の一部として聴いてもらえたら嬉しいですね。それぞれの曲でメンバーのカラーも出てます。例えば、「小さな優しさ」では(作詞・作曲をした)悠平の優しさがにじみ出ているし。
ーー:「小さな優しさ」はハーモニカの音色が印象的でした。どのような思いで作った曲なんですか?
宮里悠平(G/Cho):1人ひとりいろんな生活スタイルがあって、みんな夢に向かってがんばってる。その中で人それぞれの幸せがあるんじゃないかと思って書きました。今回のアルバムは素直に自分たちの思いを伝えていける作品になったと思います。また、次の可能性、もっとやれるという気持ちが湧き上がりました。
ーー:これまのでHYのイメージを打ち砕くようなサウンドも飛び出しますね。
新里英之(Vo/Rap/G):それぞれがやりたいことを出してきって個性の強い曲が揃いました。最初にみんなで曲を持ち寄った時、"どうなるんだろう、今回のアルバム"って思いましたね。それは新しいテイストのものばかりだったんで。新たな試みとして、サックスや二胡も取り入れてます。
名嘉俊(Ds/Rap/Cho):自分たちでも作りながらワクワクしてましたねぇ。僕が曲を渡したら、泉が"こんなのはどう?"って案を出して、それに対して信介が斬新なベースの音を出したりして…、みんなでいろんなアイディアを出し合って作っていきました。
仲宗根泉(Vo/Key/Cho):ようやく自分の好きな音楽を本当の意味で出すことができたって思います。中でも(R&Bナンバーの)「Cheaters」では思いっきり出せました。元々こういうテイストは自分の中に根本的にあって。だけど、こういう曲はループしちゃうし。バンドなのにループのものを聴かせる訳にはいかないって。そういう面での葛藤が長年ありましたね。
ーー:ウェディング・ソングにぴったりの楽曲もあれば、浮気を綴った曲もあるし、さらに環境のことを歌ったナンバーも…。
新里英之:ホントにいろんな愛の形が見えるアルバムになりました。
名嘉俊:歌詞の内容は規模がでかくなったと思います。1曲ごとに様々なことが描かれていて、いろんなシチュエーションで聴けるんで、大切な人にプレゼントするのもいいかな。

インタヴュー&構成:藤津 毅

『HeartY』
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東屋慶名建設
発売中
CD
[限定盤]HYTK-10005
[通常盤]HYCK-10005
各¥2,500(税込)

"愛=HeartY"がこもった"HeartY"なアルバム、ジャンルを超えたHYサウンドは、もはや世界基準なのかも知れない…。恋愛、人間愛、自然愛、環境への提案など、すべてに"愛=Heart"がこもった"HeartY"なアルバム。初回限定盤は「未来」Music Clip等を収録したエンハンスト仕様。

※写真は左が[初回限定盤]、右が[通常盤]のジャケットです。

【HY オフィシャルHP「HY Mode」】http://www.hymode.net/

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