ショーン・ギャレット

ARTIST PICK UP

ショーン・ギャレット

アッシャーやビヨンセ、ファーギーらの楽曲を手掛けてきた
R&B界イチのヒット・メイカー、ショーン・ギャレットが
遂にソロ・アーティストとしてアルバム・デビュー!

(初出『Groovin'』2008年5月25日号)

ショーン・ギャレット-A.jpg Ne-Yoの世界的ブレイク以降、ソングライターやコンポーザーがソロ・アーティストとして表舞台に出てくるケースが多くなってきたアメリカのR&Bシーン。そんな中、まさに"真打ち"として登場するのが、ショーン・ギャレットだ。
 あのジェイ・Zをして"ザ・ペン"と言わしめたショーン。シーンの第一線にいるアーティストから絶大なる支持を得ており、コンポーザー/プロデューサーとしての実績は、Ne-Yo以上と言っても過言ではない。全米12週連続1位を記録したアッシャーの「Yeah! feat.リル・ジョン&リュダクリス」を皮切りに、シアラ「グッディーズ feat.ピーティ・パブロ」、ビヨンセ「リング・ザ・アラーム」、ケリー・ローランド「ライク・ディス feat.イヴ」、ファーギー「ロンドン・ブリッジ」…と、No.1ヒットを挙げればきりがないほどだ。2006年前半には、なんとビルボード・チャートのトップ3すべてに彼が手掛けた楽曲が並ぶという快挙も達成。彼の書いたトラックのトータル・セールスは、実に8,000万枚を超えるというから、とにかく驚くしかない。
 そんなショーン・ギャレットが、ソロ・アーティストとして遂にアルバム・デビューを果たす。『ターボ919』と名付けられた今作は、ファレル・ウィリアムスやエイコン、リル・ウェイン、スターゲイト、ロドニー・ジャーキンス、ブラッドシャイといった錚々たるゲスト陣が参加。さすがはR&B界が誇る"ザ・ペン"だけあって、顔の広さも天下一品といったところ。これまで裏方として関わってきた作品でも幅広い音楽性を見せてきた彼だが、今作でも多彩なサウンドを展開。官能的なフックが心地よい先行シングル「グリッピン feat.リュダクリス」を筆頭に、洗練されたメロウ・チューンからイケイケなダンサブル・ナンバー、そしてハート・ウォーミングなバラードまで、フレッシュなビートが満載だ。ヒットのツボを心得た彼ならではのクオリティーが光るこの1枚、2008年音楽シーンの台風の目となることは間違いない。R&Bファンのみならず、ロック/ポップス・ファンも要チェックのアイテムといえそうだ。

Text by 池 佐和子

『ターボ919』
ショーン・ギャレット-J.jpg



ユニバーサル インターナショナル
5月28日発売
CD
UICS-9090
¥1,980(税込)
※初回限定低価格盤

Ne-Yoを凌ぐ実績を持つR&B界イチのヒット・メイカー、ショーン・ギャレットのデビュー・アルバム。ファレル・ウィリアムスやエイコン、リル・ウェイン、スターゲイトら、豪華ゲスト陣が参加。ヒットのツボを心得た彼ならではのフレッシュなビートが満載!日本盤はボーナス・トラック収録予定。

※初回生産分終了後は通常盤(UICS-1160/¥2,200[税込])に移行します。

【ショーン・ギャレット 日本オフィシャルサイト】http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/sean_garrett/index.html

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