Spontania

ARTIST PICK UP

Spontania

珠玉のラヴ・ソング「君のすべてに feat. JUJU」がスマッシュ・ヒット!
"流されるのでなく、新しい流れを創り出す"ことを目指す気鋭ユニット、
Spontaniaの待望のニュー・アルバムが完成。

(初出『Groovin'』2008年9月25日号)

Spontania-A.jpg

 お互い"好き"という気持ちがあるのに、なぜかうまく伝えることができない…愛しさゆえに"素直になれなかったり" "気持ちが空回ったり"してしまう恋愛のすれ違いを切なく綴った「君のすべてに feat. JUJU」が大反響を巻き起こしたSpontania。メジャー・デビュー前からの友人であり、「奇跡をのぞむなら...」で一躍脚光をあびたN.Y.在住の女性シンガー、JUJUとのコラボレーションによって生まれたこの珠玉のミディアム・チューンは累計100万ダウンロードを突破する快挙を達成し、シングル・チャートでは初登場7位をマーク。注目の若手俳優、渡部豪太を起用したショート・ムービー仕立てのPVも"泣ける!"と評判を呼び、ブームとも言える盛り上がりを見せた。
 「君のすべてに feat. JUJU」で多くのリスナーの頬を濡らしたSpontaniaは、横浜生まれのMassattack(マサタック)と、東京生まれのTarantula(タランチュラ)の2人組。"自然発生的・自発的"を意味する"spontaneous"をユニット名の由来に持ち、その名の通り、"流されるのではなく、新しい流れを創り出す"ことを目指す気鋭クリエイター・ユニットだ。あらゆる音楽エッセンスを取り入れたオリジナル・サウンドで中毒者を続出させている彼らが、いよいよ待望のニュー・アルバムをドロップする。
 『Spontaneous』以来、約1年ぶり2枚目のオリジナル・アルバムとなる今作のタイトルは、ズバリ『MUSIC』。レゲエ、ロック、ハウス、ヒップ・ホップ……既存のジャンルの枠に収まることなく、"音楽"をもっと大きく捉えてSpontaniaなりに表現した1枚だ。ファンキーなタイトル・トラック「MUSIC」を始め、リズミカルなサンバのリズムが響く「FIESTA」(GIRA MUNDO Remix)、レゲエ・テイストをピリリと効かせた「SCENARIO」、アコースティック・ギターが最高に心地よい「DAY OFF」、勢いのあるゴキゲンなパーティー・チューン「ENCORE」等、実に多彩な内容。彼らの引き出しの多さと懐の深さに改めて感嘆させられる。デビュー当初から一貫して"ポジティヴィティ"をコンセプトに掲げてきた彼らだが、もちろん今作でもその方向性は健在。音楽が持つ偉大な力を信じ、それによってすべての人が勇気付けられることを願いながら綴られた前向きなメッセージは、リスナーの心にストレートに響く。タイトル・トラックの「MUSIC」には、こんなフレーズがある。"音楽はいつも語りかける 理屈じゃなくまず気持ち動かせる"。彼らは、このアルバムでそれを見事に証明してみせた。
 ニュー・アルバム『MUSIC』で、新しい流れを創り出したSpontania。その流れはやがて大河となり、海へ、そして世界へと繋がっていくことだろう。彼らの冒険はまだ始まったばかりだ。

Text by 池 佐和子

『MUSIC』
Spontania-J.jpg




Far Eastern Tribe Records
10月1日発売
CD
UMCF-1015
¥2,500(税込)

ヒット・シングル「君のすべてに feat. JUJU」を含む待望の2ndアルバム。Jeff Miyahara、Micro、YANAGIMANら豪華プロデューサー陣を迎え、ジャンルに捉われることなく、"音楽=MUSIC"をSpontaniaなりに表現した1枚。

【Spontania 公式サイト】http://spontania.jp/

inserted by FC2 system