ジョン・レジェンド

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ジョン・レジェンド

グラミー賞計5冠獲得のジョン・レジェンド、
2年ぶりの3rdアルバム『エヴォルヴァー』をリリース!
常に進化し続けるジョンの"レジェンド(伝説)"第3章が、幕を開ける。

(初出『Groovin'』2008年10月25日号)

ジョン・レジェンド-A.jpg ジョン・レジェンドの登場は、単にひとりの豊かな才能をもったシンガーがデビューしたということだけではなく、アメリカのR&Bシーンにおいて真にエポック・メイキングな出来事だった。2004年末にリリースされた1stアルバム『ゲット・リフテッド』は、2006年のグラミー賞最多8部門にノミネートされ、最優秀新人賞を含む3部門を受賞する快挙を成し遂げて、デビュー作で名実共にトップ・スターの仲間入りを果たした。そして2006年10月には早くも2ndアルバム『ワンス・アゲイン』をリリース。前作を上回る全米チャート3位を記録し、グラミー賞でも2部門を受賞するなど確固たる地位を築きあげた。
 ジョン・レジェンドがシーンにもたらしたもの。それは、メロウネスやスウィートネス、そしてインテリジェンスの復権だ。だからこそ、世界中で幅広く愛されているんだろう。デビューからの輝かしい軌跡にばかり注目しがちだが、本質はこういうことなんじゃないかと思う。
 そんなジョン・レジェンドの2年ぶりとなる3rdアルバム『エヴォルヴァー』がリリースされた。1stシングル「グリーン・ライト」は、シンセのフレーズが眩いエレクトロ・ダンス・チューン。これが全く予想外のカッコ良さで、ソングライターとしての引き出しの多さとヴォーカリストとしての懐の深さに、あらためてジョンの本質が窺える。フィーチャーしたアウトキャストのアンドレ3000との相性も抜群で、クラブ対応のパーフェクトな最高に踊れるナンバーだ。それから今作もカニエ・ウェスト、ウィル・アイ・アムのサポート&コラボレートは揺るぎがない。また、ファレル・ウィリアムス、トレヴァー・ホーン、ブランディらとのコラボレートもアルバムに拡がりを加えている。特にエステルをフィーチャーした「ノー・アザー・ラヴ」は、ロマンティックでスウィートなレゲエ・ビートが心地良い。
 『ゲット・リフテッド』での大成功、そして『ワンス・アゲイン』で得た確信を経て、"進化するもの"を意味する『エヴォルヴァー』はとても開放的なアルバムとなった。R&Bシーンをネクスト・レベルに引き上げるジョンの、"レジェンド"第3章が幕を開けた。

Text by 鈴木 篤(すみや本社 営業グループ)

『エヴォルヴァー』
ジョン・レジェンド-J.jpg



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CD
[初回生産限定盤]DVD付 SICP-2072〜3 ¥2,520(税込)
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【ジョン・レジェンド 日本公式サイト】http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/SR/JohnLegend/

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