ARTIST PICK UP
TERIYAKI BOYZ®
2009年は彼らの年になる!!
TERIYAKI BOYZ®が年明け早々世界を騒がす2ndアルバムをリリース!
えっ?なぜ世界を騒がすことになるかって!?それは聴けば分かるって!!
(初出『Groovin'』2009年1月25日号)
昨年行われたN.E.R.Dの来日公演に急遽ゲストとして参戦し、会場を大いに盛り上げたTERIYAKI BOYZ®。彼らが1stアルバム『BEEF or CHICKEN』以来、3年2ヶ月ぶりとなるニュー・アルバム『SERIOUS JAPANESE』を1月28日にリリースする。
TERIYAKI BOYZ®って誰?という、そこのあなたにご説明しましょう。メンバーはILMARI、RYO-Z(RIP SLYME)、宇宙のSUPER LOVERことVERBAL(m-flo)、WIZE((B)APE SOUNDS®)に、NIGO®(A BATHING APE®)加えた5人組スーパー・ラップ・グループ。2004年にNIGO®のアルバムへ参加したことをきっかけに結成され、2005年にアルバム『BEEF or CHICKEN』をDef Jam Recordingsよりリリース。No.1 STREET FASHIONブランドとNo.1HIP HOPレーベルのコラボレーションは、業界のみならずセンセーションを巻き起こした。その後もグラミー賞プロデューサーであるカニエ・ウエストや、ザ・ネプチューンズによるプロデューズ&共演(Featuring参加)というシングルを2枚リリース。その間『BEEF or CHICKEN』のアジア・ヨーロッパでのリリース、そしてN.Y.、台湾、東京の各都市を回ったWORLD TOURを行うなど、まさにワールド・ワイドな活躍を行っているジャパン・カルチャーの代表的存在なのだ!!
そして、今回とにかく注目すべきは錚々たるプロデューザー陣。カニエ・ウエストに、ザ・ネプチューンズに、アドロック(ビースティ・ボーイズ)にテイ・トウワにコーネリアスだ!なんじゃこりゃ!中華で言うなら満漢全席、もう食べられません!このアルバムに参加しているプロデューサー達が受賞したグラミー賞の受賞総数があわせて20冠という、まさに現在地球における音楽の脳みそをすべて集めて、一気に凝縮したようなものだ。待望の2ndアルバムとなる今作はこれまでに彼らが放った「I still love H.E.R. feat. KANYE WEST」「ZOCK-ON! feat. PHARRELL & BUSTA RHYMES」(バスタ・ライムスっすよ!!)という2枚のシングルに加え、映画『ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT』の主題歌となった「TOKYO DRIFT(FAST & FURIOUS)」など彼らの代表曲を余すところ無く収録。非常にクオリティの高いアルバムとなっている。これは世界をお騒がせしまくってくれること間違いない!!
Text by 塚原顕裕
『SERIOUS JAPANESE』
ユニバーサル シグマ
1月28日発売
CD
UMCK-1290
¥3,000(税込)
今までにリリースされた全シングルと、ハリウッド映画『ワールドスピードX3 TOKYO DRIFT』の主題歌「TOKYO DRIFT」を含む大満足な全14曲収録。
【TERIYAKI BOYS® 公式サイト】http://www.universal-music.co.jp/teriyakiboyz/