ROCK'A'TRENCH of Groovin2009

ARTIST PICK UP

ROCK'A'TRENCH

変幻自在の心地よいオルタナティヴ・サウンドで爽快に突き進む!
ファン待望の1stアルバム『ACTION!』が完成!!
何色にも染まらないROCK'A'TRENCH(ロッカトレンチ)ワールドは聴くものを魅了する!

(初出『Groovin'』2009年7月25日号)

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 今年3月にリリースされた5枚目のシングル「My SunShine」がフジテレビ系ドラマ『メイちゃんの執事』の主題歌として起用され、爽やかで疾走感のあるサウンドに加え、まっすぐな歌詞が共感を呼び、多くの注目を集めたROCK'A'TRENCH(以下ロッカ)。その待望の1stアルバム『ACTION!』がいよいよ登場!今作は、先述の「My SunShine」はもちろん、デビュー・シングルから最新曲「真夏の太陽」までも、余すことなく収録されています。シングル曲は、ほぼドラマやアニメ、CMのタイアップなので耳馴染みのある曲が多いかと思います!例えば2ndシングル「ヒートアイランド」は、映画『ヒート アイランド』の主題歌。そして3rdシングル「カクメイノウタ〜Diggin'〜」は、フジテレビ系アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』のエンディング・テーマ!さらに6月24日に発売された新曲「真夏の太陽」は、ハウス ウェルネス フーズ「C1000レモンウォーター」のCMソングに起用されているのです!
 ロッカの名曲といえば、4thシングルの「Every Sunday Afternoon」。この曲は難病にもかかわらず、毎日を前向きに大切に過ごした少女、故アシュリー・ヘギを歌った曲なんです。最初は朗らかで優しい詞とメロディですが、彼女の強い意志と希望が随所に散りばめられています。大阪のFM802でオンエアを開始するやいなや、リスナーから反響が殺到、CD未発売だったにもかかわらず、同局のヒット・チャート「OSAKAN HOT100」で異例の上位チャート・インを記録するほどの支持を得ました。
 また、インディーズ時代にリリースした、バンド名をタイトルに冠したミニ・アルバム『ロッカトレンチ』の中にも幾つかタイアップ付きの曲があるなど、下積み時代から作品のクオリティーが高かったこと、更には熱い注目を集めていたことが窺えます。そんなロッカは、元SKA SKA CLUBの山森大輔(Vo:沖縄生まれN.Y.育ちのグローバルなフロントマン!)と畠山拓也(Key&Tb:理数系の陰のバンマス!)の2人で2005年に結成。リスペクトしているボブ・マーリーの名曲「トレンチ・タウン・ロック」の「音楽があれば痛みは感じなくなる」というメッセージに共感し、バンド名を「ROCK'A'TRENCH」と命名。そして、2006年後半に豊田ヒロユキ(G&Cho:奄美大島の血が騒ぐHR/HM系ギタリスト!)、河原 真(B:広島魂あふれる本格派ベーシスト!)、オータケハヤト(Ds:B級オルタナ・ロック系ドラマー!)の3人が加わりました。個性あふれる濃い5人が揃い、変幻自在のオルタナティヴ・サウンドを引っさげ、シーンに強烈なインパクトを与えることになったのです。
 私は、レゲエ・スカ類の曲は意識して聴いたことがなかったのですが、ロッカの曲を聴いた時、凄いアーティストを見つけたちゃった!って心の中で大喜びですよ。聴いていて心地よかったり、楽しかったり…。真っ直ぐで優しい歌詞に共感し、曲に元気をもらっています!まぁ、最近までオルタナティヴという言葉すら知らなかったのですが…(汗)。私のこの夏のへヴィ・ローテーションは、これで決まりです!!

Text by 菅原幸恵

『ACTION!』
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ワーナーミュージック・ジャパン
発売中
CD
WPCL-10738
¥2,800(税込)
待望の1stアルバム!全シングルや話題作を含め、2007年から2009年のベスト盤とも言える濃い内容になってます!

【ROCK'A'TRENCH Official Website】http://rockatrench.com/

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